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【ドラクエ7】聖職者の鑑「レブレサックの神父」を本気で研究しました。

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タカリ

こんにちは、タカリです。

突然ですが、こちらのシーンをご存知でしょうか?

結論を言うと「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」(以下、DQ7)、いやDQシリーズ屈指の胸糞村「レブレサック」のワンシーンです。

磔(はりつけ)にされている魔物の正体は、「レブレサックの神父」

彼は名無しのキャラでありながら『聖人すぎる』『聖職者の鑑』として、DQファンから圧倒的な支持を受けています。

今回の記事では、正にDQ7を体現した胸糞村「レブレサック」を軸に、聖職者の鑑である「レブレサックの神父」の数奇な人生を根源まで掘り下げていくので、最後までお付き合いいただければ幸いです。

タカリ

それではどうぞ♪

「レブレサックの神父」を深く掘り下げるためには、ドラクエ屈指の胸糞村「レブレサック」の解説を避けては通れません。

故に、これから「過去のレブレサック」と「現代のレブレサック」の悪行について記していきます。

人によっては気分を著しく害する恐れもあるので、レブレサックの神父の聖人ぶりだけ知りたいという方は、この章を丸ごとすっ飛ばしてください。

『覚悟はいいか? オレはできてる』

「過去のレブレサック」は魔物たちが作り出した濃霧によって封印されていて、村人たちは日々悩まされています。

原因究明のために、「村一番の強者の男」と「腕自慢の木こりの夫婦」、そして「レブレサックの神父」が「魔物の岩山」へと向かいました。

しかし、4人が帰ってくることはなく、さらにしばらくすると神父の服を着た正体不明の魔物が村の教会に棲み着いてしまったんです。

村人たちは、この魔物が山に向かった4人を殺し、濃霧も作り出していると考え、日増しに魔物への憎悪を膨らませていきました。

「レブレサック」のシナリオは、いわゆる「ムラ社会」という、有力者を中心に秩序を保ち、しきたりを守りながら、よそ者を受け入れようとしない排他的で閉鎖的な闇を徹底的に描いています。

なので、よそ者、ましてや村を濃霧で苦しめているかもしれない、正体不明の魔物は、恐怖と憎悪の対象でしかないんですね。

それを加味した上でも、村人たちの思想はかなり過激ですが。

山へ向かった、木こりの夫婦の息子「ルカス」は、村に危害を加えるどころか教会にずっと引きこもり、悲しそうな目をしている魔物を見て、「悪いやつではないのでは?」と、疑問を持ちます。

タカリ

スター・ウォーズの監督してそう。

しびれを切らした村人たちは、ついに魔物討伐を開始。

ルカスと主人公たちは止めようとしますが、逆に魔物の仲間と疑われ、魔物の岩山に幽閉されてしまいます。

主人公たちは、そこから抜け出すために岩山を探索し山頂を訪れると、そこにはなんと「レブレサックの神父」が。

案の定この神父は偽物で、その正体は自ら「魔王さまの配下」と名乗る魔物「ボトク」が化けた姿。

ボトクは、濃霧で村を包み封印し、霧の原因究明のためやって来た村一番の強者の男と、ルカスの両親である木こりの夫婦、レブレサックの神父の内、神父をのぞく3人を殺害。

その後、「自分と姿を取り替えて魔物となるなら、お前が生きている限りは村人に手を出さない」という取り引きを神父に提示し、それに応じた神父は魔物の姿に、自身は神父に化けていました。

つまり、村の教会に棲み着いた魔物の正体は「レブレサックの神父」で、ボトクはこのシナリオの元凶だったんですね。

ボトクを瞬殺し、村に帰ると村人たちが魔物(=レブレサックの神父)を磔(はりつけ)にしていて、ここでついにDQシリーズ屈指の胸糞シーンに繋がるという訳です。

事の真相を知ったルカスが必死に事情を説明。

そうこうしているうちに、傷だらけの状態で神父は元の姿に戻り、真実を知った村人たちはショックを受けます。(補足すると、村人と神父は慕い合っていた)

そして、翌朝に村人全員で神父に謝罪に行こうということになりますが、神父は村人たちが自分と顔を合わせることで罪悪感を抱かぬよう、自ら村を去ることを主人公たちとルカスに告げます。

ルカスは「神父さまが出ていくことはない、出ていくならあいつら(村人)」と、主人公たち(=プレイヤー)の想いを代弁してくれますが、

「こうするのが村人のためだ」と、ルカスから「黄金の女神像」を受け取り、傷も癒えぬうちに村を去ります。

その後、村人たちは深く反省し、自戒のため村の中央に事の顛末が刻まれた石碑を立てることにします。

タカリ

この石碑のことを、よく覚えておいてください。

「現代のレブレサック」では、自戒のための石碑が完成していますが、明らかに後から付け替えられた部分があり、その内容が「旅人たち(=主人公一行)は村を襲った魔物で、村人と神父が力を合わせて村を守った」と、悪質な改ざんが行われています。

ルカスの子孫である「リフ」とその家族以外は、改ざんされた石碑の内容こそが「真実」だと信じているので、むしろ正しい歴史を継いできたリフの一族の方が、嘘つき扱いされているという状況。

タカリ

「過去のレブレサック」の村人たちの反省は、上辺だけだったことが伝わる描写です。

いつ、石碑が改ざんされたのかは明言されていませんが、主人公たちが「過去のレブレック」を去ってから、しばらくして体裁を保つため実行されたのでしょう。

その身を 魔物の姿にかえて
村を守った 神父さまを
われわれは 殺そうとした。
神父さまを 魔物の手先と
うたがい 村中の みなで
殺そうとしたのだ。
神父さまこそが われわれを
守ってくれていたというのに。
われわれの あやまちは
旅人たちのおかげで ふせがれたが
罪は 消えることはない。
われらは いつまでも
このあやまちを 忘れてはならない。
そして 旅人と神父さまへの
感謝の心も……。

その身を 魔物の姿にかえて
村を守った 神父さまを
われわれは
心から あいしていた。
ところが ある日やってきた
魔物の化身が 神父さまを
殺そうとした。
われわれは チカラをあわせ
神父さまを 守った。
われわれは 神父さまへの感謝を
忘れることは ないだろう。

この石碑改ざんや、後述する村長の凶行で隠れがちになっていますが、なんと「過去のレブレサック」の村人たちは、「レブレサックの神父」の墓を偽造しているんです。

神父は事件後ほどなくして、村を去り二度と戻らなかったので、当然墓など存在するはずがありません。

自分たちのメンツのために、あんなに慕い合っていた神父を勝手に殺したんですね。

まさに外道。

タカリ

神父さまが村に戻らなくて本当に良かったです。

長年住んでいた村に帰ってみると、自分の墓が建っている。

そんなの、あまりにも残酷すぎる。

村長の家の下にあるガラクタ置き場を探索すると、「古びた石碑」が見つかります。

石碑には隠されていた真実とともに、「過去のレブレサック」の村長がこの方が村のためだとして、石碑を隠した経緯が書かれていて、村の子どもたちはリフが言っていたことが嘘ではないと気づくんですね。

(レブレサック編の数少ない良心ポイント)

この改ざんの証拠を村長に突きつけ無事解決…と、いかないのが胸糞すぎるイベントな所以。

村長は「村のためには こんなものは あってはならならないのです。」と、石碑を叩き壊して真実を闇に葬り去ってしまいます。

このニュースの犯人かな?

  埼玉県春日部市の中学校で、女子更衣室にスマートフォンが仕掛けられ盗撮されるという事件が起きた。

   学校が警察に通報する前に、男性教諭(52)が事件現場に突然現れ、制止する同僚を振り切り「俺に任せろ」「学校を守りたい」などと語りハンマーでそのスマホを破壊している。実は、これは芝居でこの教諭こそがスマホを仕掛けた犯人だった。教諭は2016年9月9日に春日部署に逮捕された。

一応フォローしておくと、正史の書かれた石碑は、遥か昔に改ざんされているので、リフの一族以外の者にとっては、今ある石碑に書かれていることが紛れもなく真実。

主人公たち(=プレイヤー)から見れば、とんでもない村長ですが、今さら真実を公表したところで良い方向に向かうという保証はなく、むしろ対立や混乱を生む可能性もあるので、村を治める立場としての判断、言動も理解できなくもないと思います。

最後に、村長の家の下にあるガラクタ置き場には「村長 ポエム集」があるので、全文ご紹介しますね。

空は 青い。
青いは リンゴ。
リンゴは うまい。
うまいは わしの ポエム!
なーんちゃって!
だっはっはっ。

タカリ

やっぱり、この村は一刻も早く滅ぼすべき。(子どもたち以外)

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聖職者の鑑「レブレサックの神父」

こちらの章では、DQファンから『聖人すぎる』『聖職者の鑑』として圧倒的な支持を受けている「レブレサックの神父」(以下、神父さま)について詳しくご紹介します。

彼の数奇な人生を辿り、掘り下げることで、慈愛の光を纏い、自らを捧げし聖者の姿がみえてくるはず。

神父さまは、人間の持つダークサイド描写に定評あるDQ7を体現した胸糞村「レブレサック」に住んでいます。

レブレサックについては、前章、ドラクエ屈指の胸糞村「レブレサック」で解説していますが、人によっては気分を害する恐れがあるので、閲覧の際はご注意ください。

例えるなら、神父さまは「人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる」という、深き慈愛に満ちた人物だったので、村人たちから絶大な信頼を得ていました。

ある時から、村は魔物たちが作り出した濃霧によって封印されてしまいます。

そこで、原因究明のために、「村一番の強者の男」と、「腕自慢の木こりの夫婦」、そして神父さまの計4人が「魔物の岩山」へと向いました。

ですが、濃霧で村を包み封印している元凶である「ボトク」という魔物に、神父さまをのぞく3人を殺害されてしまいます。

死の象徴とされる「髑髏」(どくろ、しゃれこうべ)が、しっかり3人分描写されているのが細かいですよね。(村一番の強者の男と腕自慢の木こりの夫婦)

もっと言うと、画面←で倒れているのは、腕自慢の木こりの夫婦の息子「ルカス」ですが、寄りそい合いながら並んでいるふたつの「髑髏」は木こりの夫婦、つまり、ルカスの両親のモノだと思われるので、その近くに横転させるという、実はかなりエグい演出がなされているんです。

ひとり生き残った神父さまは、ボトクが提示した「自分と姿を取り替えて魔物となるなら、お前が生きている限りは村人に手を出さない」という取引に応じ、村の平和のために自らおぞましい魔物の姿となって村へと帰還しました。

レブレサックの村人たちは、急に教会に棲み着いた魔物が、実は神父さまだと気づくはずもなく、神父さまは取引上言うこともできません。

村人たちはこの魔物が山に向かった4人を殺し、濃霧も作り出していると考え、魔物(=神父さま)を磔(はりつけ)にし、焼き殺そうとします。(DQ7の代名詞的なシーン)

まあ、濃霧は晴れず魔物も増え続け、原因究明に向かった4人も帰ってこない中で、突然不気味な魔物が教会に棲み着いた村人たちの心中は察するに余りありますが。

この、抵抗できない者に安全な場所から集団で攻撃するという不変の本質は、考えさせられますよね。

タカリ

私が教師なら、道徳の授業の教材として使わせてもらいます。

主人公たちが元凶であるボトクをフルボッコにしたので、神父さまの呪いは解け、真実を知った村人たちは心慌意乱。

神父さまは村人たちが、自分と顔を合わせることで罪悪感を抱かぬよう、自ら村を去ることを主人公たちとルカスに告げます。

ルカスは「神父さまが出ていくことはない、出ていくならあいつら(村人)」というド正論であり、主人公たち(=プレイヤー)の想いを代弁してくれますが、

「こうするのが村人のためだ」と、ルカスから「黄金の女神像」を受け取り、傷も癒えぬうちに村を去ります。

場面は一転し、神父さまはルカスから受け取った黄金の女神像とともに、「プロビナ」という村の東の海岸に流れ着き村人に助けられましたが、当初は記憶喪失状態でした。

記憶は失っても、『聖職者の鑑』の本質は健在で、レブレサックと同様プロビナでも神父さまは慕われまくっています。

彼に魅かれて聖職者の道を選ぶ者もいるほど。

プロビナ編のストーリーをざっくりまとめます。

神父さまが持っていた女神像の力によって、魔物の脅威から村を守っていたが、その女神像を軍事国家「ラグラーズ」に狙われ…。

「プロビナ山」の教会で初めて会った時には、自分の持ち物である女神像が原因で、戦禍が引き起こされるかもしれない事を悔いる発言を「マリベル」が否定すると、

「ありがとう おじょうさん。あなたは やさしい心を お持ちのようだ。」と返され、

普段は毒舌で辛辣ツンツンなマリベルも照れています。(かわいい)

タカリ

悪名高きレブレサック編にはシナリオ上、マリベルが不在なのも胸糞を加速させている要因。

断言します、ドラクエ7最大の癒やしはマリベル。

その後神父さまは、プロビナが魔物に襲撃される最中に記憶を取り戻しますが、魔物との戦いで帰らぬ人となってしまいます。

その際は、主人公たちを地下室に閉じ込め、文字通り命を賭して守ってくれました。

希望があるとすれば、彼の死の直接的な描写がないことでしょうか。

とはいえ、事件解決後も神父さまの姿を一切見ることはありませんし、プロビナのご老人の意味深な台詞もあります。

タカリ

残念ですが、そういうコトなのでしょうね。

いかがでしたか?

神父さまが、名無しのキャラでありながら『聖人すぎる』『聖職者の鑑』として、DQファンから圧倒的な支持を受け、愛されている理由がお分かり頂けたかなと思います。

でわ、最後に彼が書き残した一節をご紹介しますね。

いかなる苦しみの時も
いかなる悲しみの時も
いかなる時も
人を信じ 人を愛せ

タカリ

神父さまの慈愛と尊さが細部に宿る、

深き叡智の一節だと思います。

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まとめ

最後に、聖職者の鑑「レブレサックの神父」をまとめて終わります。

  • 「レブレサックの神父」(以下、神父さま)は、DQ屈指の胸糞村「レブレサック」の聖職者
  • 神父さまは、『聖人すぎる』『聖職者の鑑』として、DQファンから圧倒的な支持を受けている
  • 「過去のレブレサック」で教会に棲み着いた魔物の正体は、村人を守るため「ボトク」と取引し、魔物の姿になった神父さま
  • 主人公たちがボトクを倒したので、神父さまは元の姿に戻り、事件は解決したが、自分と顔を合わせることで罪悪感を抱かぬよう、自ら村を去った
  • レブレサックを去った後は、「黄金の女神像」とともに、記憶喪失状態で「プロビナ」の海岸に流れ着き、村人に助けられた
  • 記憶は失っても、『聖職者の鑑』の本質は健在で、レブレサックと同様プロビナでも慕われていた
  • プロビナが魔物に襲撃される最中に記憶を取り戻すが、魔物との戦いで帰らぬ人となり、その際は主人公たちを地下室の閉じ込め、命を賭して守ってくれた
  • いかなる苦しみの時も
    いかなる悲しみの時も
    いかなる時も
    人を信じ 人を愛せ

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タカリ

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