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【ドラクエ6】閲覧注意のトラウマ3選【Part1】

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タカリ

こんにちは、タカリです。

今回は「ドラゴンクエストVI 幻の大地」(以下、DQ6)における、トラウマイベントを研究していきますね。

「現実の世界」と「夢の世界」という、2つの世界を舞台に冒険が繰り広げられるDQ6には、プレイヤーに強烈なトラウマを植え付けたイベントが数多く存在します。

さすがに全ては紹介しきれないので、【Part1】【Part2】と記事を分けてご紹介しますね。

本記事では、【Part1】ということで有名どころである、

この3つのトラウマイベントに絞って紹介し、その衝撃と魅力に迫っていきますので最後までお付き合い頂けると幸いです。

タカリ

それではどうぞ♪

「宝物庫の絶対的守護者 キラーマジンガ×2」

こちらの章では「キラーマジンガ×2」トラウマをご紹介します。

「キラーマジンガ」とは「キラーマシン2」の上位種モンスターで、古代に造られたとされる物騒な殺人兵器。

トラウマの核心を端的に述べると、以下のようになります。

本来ならばクリア後の「隠しダンジョン」に登場するはずの強敵「キラーマジンガ」が、物語中盤に行けるようになる「海底宝物庫」の番人としてまさかの出現。

この時期のプレイヤーは「マーメイドハープ」入手によって探索範囲が大幅に拡大し、順当に育成が進んでいれば「上級職」に就いているキャラがいたり、そこそこ強力な装備もそろっていたりと「ガンガンいこうぜ」な頃。

要は、自信過剰で調子に乗っている時期なんです。

その自信もとい過信と驕りを、攻撃力310(全モンスター中第7位)の無情な完全2回攻撃(つまり完全4回攻撃)によって完膚なきまでに粉砕され、数多のプレイヤーは深いトラウマを植え付けられたんですね。

そのあまりのインパクト故に、「ドラゴンクエスト25周年記念プロジェクト」の一環として、2011年に発売された書籍「ドラゴンクエスト25thアニバーサリー 冒険の歴史書」「DQ6を代表する全滅エピソード」として取り上げられるほど。

DQシリーズ25年間の歴史を振り返るファン必読の書籍

補足すると、全モンスターとは通常モンスターだけではなく、ラスボス「デスタムーア」や隠しボス「ダークドレアム」を含む、文字通り全モンスターです。

(攻撃力410のデスタムーア第2形態と、ダークドレアムが同率1位)

デスタムーアについては、こちらの記事で詳しく書いています。

ダークドレアムについては、こちらので詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。

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意味がわかると怖い、無限地獄のお話

こちらの章では「グレイス城」にまつわる「無限地獄」トラウマをご紹介します。

ストーリー中盤に「過去」の「グレイス城」へ訪れることになりますが、実はここのエピソードはDQ6、いやDQシリーズ全体から見ても屈指のホラーだということをご存知でしょうか。

タカリ

取捨選択しながら、できる限り分かりやすくご紹介しますね。

グレイス城の主「グレイス王」は、ラスボス「デスタムーア」に対抗するため悪魔召喚の儀式を行い本作の裏ボス「ダークドレアム」の召喚に成功します。

名前の由来は「Dark Dream」(直訳で暗黒の夢)の「Dream」をローマ字読みして「ダークドレアム」だと思われる

しかし、グレイス王では力量不足だったので「わたしは だれの命令も うけぬ」と煉獄の業火で一蹴され、更にはグレイス城も瞬く間に滅ぼされました。

グレイス王が唱えた悪魔召喚の呪文が若干ふざけているのも、ダークドレアムをブチギレさせた要因の一つだと推察。

グレイス王「マハ トラーナ ソテミシア レキダントラン ヒガンテ パラシコロヒーア!

この惨劇の様子は主人公たちが「現実の世界」の既に滅んでいる「グレイス城」の片隅にある井戸に入ることによって「過去」の「グレイス城」へと行き、そこで追体験する形で見ることになります。

なお、「夢の世界」の「グレイス城」も完全に滅んでいて、「現実の世界」「夢の世界」共に「滅ぼされた」状態になっているのはこの「グレイス城」だけ。

「夢の世界」のグレイス城にも訪れることはできますが、高い山脈で周囲を囲まれているため「天馬」入手後でないとたどり着けない上に、シナリオ的には全く立ち寄る必要がないので、行ったことがない方も少なくはないと思います。

この「夢の世界」のグレイス城に居る謎のご老人曰く、かつてこの城にいた者たちは悪魔を呼び出したことで神の怒りに触れ、無限地獄を彷徨っているとのこと。

前述した過去のグレイス城の惨劇は、井戸に入れば何度でも繰り返し追体験できるんですが、これは城の人たちが終わりのない無限地獄を彷徨っているからなんですね。

この追体験は、伝説の武具「オルゴーのよろい」を入手するためのヒントが得られるので何度も見れるというメタな側面もありますが、それを言ったら野暮。

タカリ

当時小学生の私は、ヒントを聞いても“「おうごんのつるはし」を使って隠し階段を見つける”という発想に至れず、城内を彷徨い続ける無限地獄を体験しました。

ご老人は更にこの城に居ると、どこからともなく阿鼻叫喚が聞こえてくると言っています。

おそらく城の人たちは意識がある中、ダークドレアムという”暗黒の夢”に何も干渉することもできず、ただひたすらに無限地獄を彷徨い続けているのでしょう。(こわい)

どうでしたか?

この想像すら絶する、責め苦の果てすらない無限地獄

願わくはグレイス城に縛られる魂たちに、やすらぎがあらんことを。

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「おちない…おちない…。」

こちらの章では「おちない…おちない…。」のトラウマをご紹介しますね。

結論から先に言うと、このセリフは「ジーナ」という女戦士のもの。

物語序盤に訪れることになる「現実の世界」の「アモール」で、最近夢見が悪くてイライラしている「ジーナ」お婆さんに泊めてもらうことになります。

一泊すると、なぜか「夢の世界」に移動していて、外に出ると滝の水が真っ赤に。

このシーンは、急に町の川が赤く染まり、BGMも止まるので印象に残っている方も多いのでは?

原因究明のため「アモール北の洞窟」に訪れると、入口付近で若い姿のジーナが「おちない…おちない…。」と、何かに憑かれたように剣を川の水で洗っている章の冒頭でもご紹介したシーンへと繋がります。

つまり、赤い水の正体はだったんですね。

察しのいい方なら、すぐに気づかれると思いますが、この世界は最近夢見が悪くてイライラしていたジーナお婆さんの夢の中であり、過去。

ジーナは元々旅の盗賊で、相棒の男「イリア」と共にお宝を求め洞窟へと入りますが、そこで待ち受けていたのは魔物の罠。

宝箱を開けたイリアに魔物が取り憑き、ジーナへと斬りかかります。

刃を凌いでいるうち深手を負わせてしまい、その場に倒れたイリアを殺してしまったと思い込んだジーナはそのまま洞窟から逃げ出し、絶望のままアモールに定住。

それから数十年が経った現在、ジーナはこの過去の忌まわしい記憶から、相棒の血のついた剣を延々と洗い続けるという悪夢に悩まされているんです。

主人公たちが洞窟奥に行くと、深手を負いながらも生きていたイリアが取り憑いた魔物であり、元凶である「ホラービースト」と戦闘中。

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ホラービーストを倒し、イリアを連れてジーナに会いに行くことで、数十年彼女を苦しめていた悪夢がついに終わりを告げます。

現実のイリアは夢の中と同様まだ生きていて、「現実の世界」に戻ってきた主人公たちとジーナの前に姿を現し、数十年ぶりに2人は再会を果たし、ジーナは過去の忌まわしい記憶から完全に開放されるんですね。

と、ここまでのイベントはクリアに必須ですし、上記したようにショッキングな内容なので、完全なトラウマイベントと認識している方が大多数だと思います。

ですが、彼女らに後日談があるのはご存知でしょうか。

「空飛ぶベッド」を入手したタイミングで「現実の世界」のアモールを訪れると、ジーナとイリアはそろって幸せそうに召されたという事実が聞けます。

その後「夢の世界」のアモールを訪れると、なんと若返った2人が仲良く暮らしていて、トラウマの中にも儚さと希望がそこここに積もる神イベントだということが分かるので、まだご覧になっていない方は、ぜひご自身の目でお確かめください。

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まとめ

最後に、今回ご紹介したDQ6におけるトラウマをまとめて終わりますね。

「宝物庫の絶対的守護者 キラーマジンガ×2」

  • 「キラーマジンガ」とは「キラーマシン2」の上位種モンスターで、古代に造られたとされる物騒な殺人兵器
  • 本来なら「隠しダンジョン」に登場するはずのキラーマジンガが、物語中盤に行ける「海底宝物庫」の番人として予想外の登場を果たした
  • その圧倒的な強さで、調子に乗っている頃のプレイヤーに深いトラウマを植え付けた
意味がわかると怖い、無限地獄のお話

  • 「グレイス城」の主「グレイス王」は、「デスタムーア」に対抗すために「ダークドレアム」を召喚した
  • しかし、グレイス王では力量不足だったので、ダークドレアムの煉獄の業火によってグレイス城は瞬く間に滅びた
  • グレイス王が唱えた悪魔召喚のふざけた呪文が、ダークドレアムの怒りを買ったと推察される
  • 「夢の世界」のグレイス城に居るご老人曰く、かつてこの城にいた者たちは悪魔を呼び出したことで神の怒りに触れ、無限地獄を彷徨っているとのこと
「おちない…おちない…。」

  • 「現実の世界」の「アモール」で「ジーナ」お婆さんに泊めてもらうと、なぜか「夢の世界」に移動していて、町の川が赤く染まる光景は多くのプレイヤーが衝撃を受けた
  • 町の川が赤く染まったのは、若いジーナが血で染まった剣を川で洗っていたから
  • 移動した「夢の世界」は、ジーナお婆さんの夢の中であり、過去
  • 若いジーナは、魔物に取り憑かれ正気を失った相棒「イリア」を殺してしまったと思い込んでいたので、数十年も相棒の血のついた剣を延々と洗い続ける悪夢に悩まされている
  • 主人公たちがイリアに取り憑いた「ホラービースト」を倒し、イリアを連れてジーナに会いに行くことで、彼女を苦しめていた悪夢が終わりを告げる
  • 現実のイリアは夢の中と同様まだ生きていて、数十年ぶりに2人は再会を果たし、ジーナは過去の忌まわしい記憶から完全に開放される
  • 「空飛ぶベッド」入手後に「現実の世界」のアモールを訪れると、ジーナとイリアはそろって召されたという事実が聞ける
  • その後「夢の世界」のアモールを訪れると、なんと若返った2人が仲良く暮らしている

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