ドラクエ作品

【ドラクエ】初代ラスボス「竜王」を本気で研究しました。

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タカリ

こんにちは、タカリです。

今回は「竜王」(りゅうおう)を本気で研究していきますね。

竜王とは、1986年5月27日に発売された記念すべき「ドラゴンクエストシリーズ」(以下、DQシリーズ)の第1作目「ドラゴンクエスト」(以下、DQ1)のラスボス。

つまり、初代ラスボスなので、その知名度と人気は非常に高く、外伝作品への出演も多いためブラック労働をファンから心配されています。

ドラゴン系のモンスターが特段多い訳ではなく、ラスボスがドラゴンである作品も少ないDQシリーズの名称が「ドラゴンクエスト」なのは、間違いなく彼のお陰。

本記事では、そんな社畜の鑑にして偉大な竜王へ敬意を表しつつ、本気で研究した内容をお伝えしています。

タカリ

最後までお付き合いいただければ幸いです。

オマケ記事もありますよ♪

記念すべき初代DQ1のラスボス「竜王」

結論から言うと、「竜王」とはDQ1のラスボスです。

つまり、1986年5月27日から続く「DQシリーズ」の初代ラスボスなので、その知名度・人気ともに圧倒的。

そのため、本編だけでなく、外伝作品にも多数出演しているので、ファンからは「働きすぎでは?」と、ブラックな環境を心配されています。

タカリ

目の周りのアイシャドウが、睡眠不足によるクマに見えるのは私だけでしょうか。

見た目は、紫のローブを着て杖を携え、ペンダントをかけた魔術師風の怪人ですが、その正体は「竜王」という名の通り、地獄の業火を吐く巨大な竜。

DQ1では、「ひかりのたま」を奪って「アレフガルド」を恐怖と絶望のどん底に叩き落した張本人であり、「ラダトーム王」の「ラルス16世」は主人公に竜王のことを悪魔の化身と話しています。

「ラルス16世」はDQ最初のNPCであり、全ての作品の中で一番最初に喋った記念すべき人物

竜王は魔物たちを統率して世界征服を目指すという、王道中の王道な悪の具現化。

「ドムドーラ」の町を滅ぼしたり、「ローラ姫」を誘拐したりといった悪事を働いています。

1999年9月23日に発売されたゲームボーイ版では、自ら軍勢を率いて「ラダトーム」を襲撃し、ローラ姫をさらうシーンが冒頭に追加されているので必見。

↑竜王が持っているのは、奪ったひかりのたまですね。(でかすぎる)

↑「ドラキー」かわいい。

リメイク版では、竜王がローラ姫を自身の妻にしようと考えていたことが明らかになるセリフが追加されています。

ローラ『もし あなたが おいでにならなければ 私は いずれ 竜王の妻に…。ああ 考えただけでも おそろしいですわ…。』

次作である「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」(以下、DQ2)には、「竜王のひ孫」が登場しているので、少なくとも竜王と主人公が戦う時点で既に妻がいることになりますよね。(もしくは、過去にいたが亡くなっている)

DQ1→DQ2は「およそ100年後」とされている

タカリ

浮気でしょうか。

ローラ姫の代名詞にもなっていて、おそらくゲーム業界で最も有名な「無限ループ」のセリフかつ名言の『そんな ひどい…。』については、こちらの記事で詳しく書いています。

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こちらの章では、「竜王」が主人公に言い放つ前口上をご紹介します。

前口上とは「実演・実技などの始まる前に述べる口上。また、本題に入る前に述べる言葉。」

要は前置きの言葉ですね。

「よくきた ◯◯◯◯よ。 わしが おうのなかの おう りゅうおうだ。
「わしは まっておった。 そなたのような わかものが あらわれることを…
「もし わしの みかたになれば せかいの はんぶんを ◯◯◯◯に やろう。
「どうじゃ? わしの みかたに なるか?(はい/いいえ)

→いいえ

「おろかものめ!おもいしるがいい!」→戦闘
 
→はい
「ほんとうだな?(はい/いいえ)
 
→はい
「では せかいの はんぶん やみのせかいを あたえよう! そして…
「そなたに ふっかつのじゅもんを おしえよう!
「***** *******
 ***** ***
 これを かきとめておくのだぞ。
「おまえの たびは おわった。
 さあ ゆっくり やすむがよい! わあっはっはっはっ

この前口上は竜王の代名詞と言っても過言ではなく、DQシリーズの他作品はもちろん、直接的な関係の一切ない外部作品などでも度々パロディネタにされています。

タカリ

当然「ドラゴンクエスト4コマ マンガ劇場」でも多数ネタにされていますが、個人的に柴田亜美先生がナンバーワン。

「世界の半分をやろう。」と、かなり意表を突かれる竜王からのオファーですが、もちろん罠。

うっかり承諾してしまうと、画面が暗転してメッセージ欄は赤く染まり、以降プレイヤーの操作は一切受け付けなくなります。(こわい)

こうなるとゲーム機本体の電源を切るか、リセットボタンを押すしかありません。

そうです、DQ1は明確なバッドエンディングがある唯一のナンバリング作品なんですね。

さらに、竜王から教えてもらった「復活の呪文」(上述した*の部分)を入力すると、「Lv1」かつ「所持金・所持品ゼロ」の状態で「最初からスタート」という、ひどすぎる仕打ちを受けるのでご注意。

復活の呪文ではなく、冒険の書が採用されているリメイク版では画面暗転後に場面がリムルダールの宿屋に変わり、「ゆうべは ずいぶんと うなされていたようですが…。」と女主人に言われるだけです。

タカリ

いわゆる「夢オチ」ですね。

ゲームオーバーにはならないので、FC版と比べるとインパクトは若干薄めです。

というか、FC版がひどすぎる。

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「竜王」はDQ1で倒されたので、当然他の「ロトシリーズ」には登場していません。

「ロトシリーズ」(ロト三部作)

「ドラゴンクエスト」(DQ1)
「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」(DQ2)
「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」(DQ3)

ロトシリーズの時系列「DQ3→DQ1→DQ2」

ですが、子孫はしっかりと残していたようで、続編にあたるDQ2では「竜王のひ孫」が同じ場所(「竜王の城」)に住んでいます。

また、DQ3には自身を神の使いと称する病身の「竜の女王」が登場しますが、後の「勇者ロト」に「ひかりのたま」を託すと、その直後に下記のセリフと共に、ひとつの大きな卵を残して絶命。

*「わたしは りゅうの じょうおう。
  カミのつかい です。

*「もし そなたらに まおうと
  たたかう ゆうきが あるなら
  ひかりのたまを さずけましょう。

*「この ひかりのたまで
  ひとときも はやく へいわを
  とりもどすことを いのります。

「うまれでる わたしの あかちゃん
  のためにも……。

*「…………。

当時から、この時に残された卵から竜王が生まれたとする説が浸透していましたが、公式からは明言されていませんでした。

しかし、「ドラゴンクエスト25周年記念プロジェクト」の一環として、2011年に発売された書籍「ドラゴンクエスト25thアニバーサリー 冒険の歴史書」では、DQ1の人物相関図において竜王が彼女の子孫であることが明記されたんです。

ついに明かされた竜王の血縁関係!

竜王の血縁関係は明かされましたが、彼がなぜひかりのたまを奪って人間に牙を剥いたのか、どうやって「上の世界」から「下の世界」である「アレフガルド」に来たのかは、現在に至るまで大きな謎として残されているんですね。

タカリ

みなさんは、この「残された謎」についてどう考えますか??

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オマケ)「ドラゴンクエスト ファンタジア・ビデオ」

突然ですが、「ドラゴンクエスト ファンタジア・ビデオ」という、1988年12月21日に発売されたオリジナルビデオ作品をご存知でしょうか。

本作は「ロトシリーズ」の世界観をもとに、オーケストラによる演奏シーンと、実写映像から成り、登場人物は一切喋らないサイレントドラマです。

(厳密に言うと口は動かしているが、BGMのみで音声がない)

タカリ

バブル期に制作された本作品の制作費は1億5,000万円でした。

当時の経済状況を反映し、比較的高額な予算が組まれていることが分かります。

実はこの作品に登場する「竜王」(ラスボス)を演じているのは、

「トップをねらえ!」

「ふしぎの海のナディア」

「新世紀エヴァンゲリオン」

などで知られる、庵野秀明監督。

故に、DQファンからは「シン・ドラゴンクエスト」と呼ばれたりもしています。

タカリ

私は「ふしぎの海のナディア」が大好きです。

森川美穂さんが歌うOPテーマ「ブルーウォーター」は神曲。

♪ 今 君の目にいっぱいの未来
言葉は永遠のシグナル
DON’T FORGET TO TRY IN MIND
愛はjewelより すべてを輝かす

↓は竜王の登場シーンですが、特殊メイクで庵野監督とは全く分かりません。

身長が高くスタイルも良いので、様になっていますよね。

ちなみに、変身後の竜王が火を吐くシーンがありますが、これはCGでなくガソリンを燃料とする工業用火炎放射器によるものです。(別の意味でこわい)

タカリ

おそらく、今では危険すぎて無理な撮影方法だと思います。

まとめ

最後に、記念すべきDQシリーズ初代ラスボス「竜王」をまとめて終わります。

  • 「竜王」は、DQシリーズ初代ラスボスなので、その知名度・人気ともに圧倒的
  • 本編はもちろん、外伝作品にも多数出演しているので、ファンからはブラック労働による過労を心配されている
  • 正体は「竜王」という名の通り、地獄の業火を吐く巨大な竜
  • DQ1本編では、「ひかりのたま」を奪って「アレフガルド」を恐怖のどん底に叩き落した
  • GB版では、自ら軍勢を率いて「ラダトーム」を襲撃し、「ローラ姫」をさらうシーンが冒頭に追加されたので必見
  • リメイク版では、竜王がローラ姫を自身の妻にしようと考えていたことが明らかになるセリフが追加されている
  • 次作であるDQ2には「竜王のひ孫」が登場する
  • 竜王の前口上は、DQシリーズの他作品はもちろん、直接的な関係の一切ない外部作品などでも度々パロディネタにされている
  • DQ1は、明確なバッドエンディングがある唯一のナンバリング作品
  • DQ3に登場する「竜の女王」が残した卵から生まれたのが「竜王」という説が浸透していたが、公式からは明言されていなかった
  • 書籍「ドラゴンクエスト25thアニバーサリー 冒険の歴史書」内のDQ1人物相関図において、竜王が彼女の子孫であることが明記された
  • 「ドラゴンクエスト ファンタジア・ビデオ」というオリジナルビデオ作品で竜王を演じているのは、庵野秀明監督

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ついに明かされた竜王の血縁関係!

DQ1のNintendo Switch版はこちらから♪/

タカリ

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