こんにちは、タカリです。
今回は「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」に登場する「モンスターじいさん」を本気で研究していきますね。
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
モンスターじいさんとは、ナンバリングタイトルではDQ5とDQ7、外伝作品では主に「DQM(ドラゴンクエストモンスターズ)」シリーズに登場するモンスターに詳しいおじいさんのことを指します。
2023年12月1日に発売されたDQMシリーズ最新作「ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅」では「モンじい」として登場し、X(旧Twitter)のトレンドには残念ながら入りませんでした。
出典:ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅
当初は登場作品全てのモンスターじいさんについて書く予定でしたが、初登場作品であるDQ5のじいさんだけでも書くことが想像以上にあったので、今回は5にギュッと絞りました。
この記事ではよくよく考えると謎が多すぎる「モンスターじいさん」(DQ5ver.)を本気で研究しているので、最後までお付き合い頂けると幸いです。
それではどうぞ♪
DQ5のモンスターじいさんに本気で迫ってみた
この章では、「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」に登場する謎多きご老人「モンスターじいさん」に本気で迫っていきます。
モンスターじいさんとは?
「モンスターじいさん」とは青年時代前半に、ほとんどのプレイヤーが最初に訪れる「オラクルベリー」で会うことになるご老人ですね。
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁 公式ガイドブック上巻(世界編)P163
話しかけると開口一番「わしが 有名なモンスターじいさんじゃ。」と言ってくるので、一見どこの近所にでも必ず一人はいるちょっと変な人です。
しかし、実は「エルヘブン」の民の血を継ぐ「主人公」のモンスターを改心させる(厳密には邪気を祓う)才能を刹那で見抜き、その心得を伝授してくれるすごい人。
まあ、「お主はいい目をしている」「愛をもって戦う」など、抽象的で普遍なことしか言及しないので、会う人会う人全員に言ってる説は否めません。
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
モンスターじいさんは「イナッツ」というバニーガールの女性を助手として雇っていますが、彼女は具体的な数字やエビデンスを提示しながら様々な情報を教えてくれる非常に有能な人物なので、彼女が慕っているじいさんならその力は本物なんでしょう。
ある意味、じいさん以上にツッコミどころが多いイナッツについては後述しますね。
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
モンスターじいさんはオラクルベリーの他に「ポートセルミ」「グランバニア」(青年期後半から)、魔界の「ジャハンナ」にも住んでいますが、これらが同一人物なのかは不明、なんなら本名も不明、そしてこれだけ広範囲に出没していて、「わしが 有名な~」とあたかも当然のように自称しているのにも関わらず、SFC版では彼の噂を町などで聞くことは一切ありません。
以上のことから、私はずっと地縛霊の類だと考えていました。
ですが、リメイク版で追加された「名産品」である「うわさのノート」には「格闘場のモンスターたちは モンスターじいさんが あっせん しているらしい」という噂が書かれているので、この世に実在する可能性は高くなりましたがあくまで噂ですし、じいさんが自分で書いたのかもしれないので油断は禁物です。
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
余談ですが、うわさのノートには「レヌール城で 夜中にお墓参りをした ふたりは 結ばれるという ウワサだ。」というステキな書き込みがあります。
うわさのノートを入手できるのは熾烈な「花嫁論争」が勃発する「サラボナ」到着直前の「うわさのほこら」なので、制作陣の含みと愛を感じますよね。
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
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DQ5のモンスターじいさんはPS2版が最強
結論から先に言うと、DQ5に登場する「モンスターじいさん」はPS2版が最強のじいさんです。
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
ちょっと何言ってるかわからないという方に、できる限り分かりやすく且つ詳しく説明しますね。
現在(2024年11月4日時点)「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」はSFC版、PS2版、DS版、スマホ版(DS版がベース)の機種で遊ぶことが可能。
DQ5の大きな特徴のひとつに、戦闘終了時に特定のモンスターが一定確率で起き上がり、プレイヤーの判断でそのモンスターを仲間にできる「仲間モンスターシステム」があります。
PTの定員オーバー分はモンスターじいさんが預かってくれますが、実は機種ごとに預けられる上限数が以下のように決まっていることをご存知でしょうか。
SFC版 | 50匹 |
PS2版 | 65種×3匹ずつ+特殊4匹=199匹 |
DS版(スマホ版) | 76匹(67種+9匹)+特殊4匹=80匹 |
PS2版の上限数に注目してください。
同種のモンスターは3匹まで仲間にできますが、全ての仲間モンスターを3匹ずつ預けることができるのはPS2版のみです。
SFC版、DS版(スマホ版)ともに仲間モンスターのフルコンプリートはもちろん可能ですが、3匹ずつ全て仲間にする真・フルコンプリートという世界の果てへの到達は不可能なので、やり込みプレイヤーにとってPS2版以外は少し残念な機種だと言わざるを得ないんですよね。
故に、199匹預かってくれるPS2版DQ5のモンスターじいさんが最強という結論に至る訳です。
と、言っても199匹の真・フルコンプリートは、途方もない時間を必要とする変態プレイなので、普通に楽しむ分には全く気にしなくていいのでご安心を。
あまり参考にならないと思いますが、私がDS版で67種+特殊4匹(キラーパンサー、ザイル、プオーン、プチターク)をフルコンプリートした際のプレイ時間をご紹介します。
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
この時間には、通常プレイ時間(約30時間)+全キャラレベルMAX育成時間(約30時間)が含まれているので、それらを引くとフルコンプリートには約90時間かかっていることになります。
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
普通のフルコンプリートだけでもこれだけ時間がかかるので、真・フルコンプリートには一体どれほどの時間が必要なのか思い描いただけでも恐ろしいですよね。
『覚悟』と『勇気』がある方は真・フルコンプリートという世界の果てを目指してみてはいかがでしょうか。
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バニーガールの助手「イナッツ」
「オラクルベリー」に住んでいる「モンスターじいさん」は「イナッツ」というバニーガールを助手として雇っています。
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
命令を聞かないモンスターは「かしこさ」を20以上にすることや、モンスターの生息地情報などを教えてくれる非常に有能な人物。
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
ですが、なぜモンスターじいさんの助手として働いているのか?
そもそもなぜバニーガールなのか??
冷静に考えるとモンスターじいさんより謎が多く、ツッコミどころが多かったりします。
ビアンカも怪訝そう。
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
夜に訪ねると彼女はベッドで寝ているので住み込みっぽいです。
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
ひとつしかないベッドでバニー姿のまま寝ているイナッツ、
「闇」は私達の想像より遥かに深いのかもしれません。
出典:LIAR GAME(甲斐谷忍)
ところで、本編では語られなかった様々なエピソードを収録している「ドラゴンクエストⅤ 知られざる伝説」という短編集をご存知でしょうか。
出典:ドラゴンクエストⅤ 知られざる伝説
その内の「いつか、友達になれたら…」というエピソードにて、イナッツがなぜバニー姿でモンスターじいさんの助手をしているのかが語られています。
エピソードをざっくりまとめると、
イナッツは元々修道院のシスターで、無類のモンスター好きだった。
あるときオラクルベリー出身の女性から、カジノではスライムレースや格闘場で多くのモンスターが使われていると聞き、人とモンスターが仲良くできる方法があるのかもしれないと考えてイナッツは修道院を飛び出す。
こうしてカジノのバニーガールになったのだが、モンスターに夢中になりすぎて失敗の日々。
客に聞かれるがまま「スライムレースのどのスライムが好調か」を教えて店に大損失を与えてクビに。
路頭に迷っていたところ、カジノの客からモンスターじいさんのことを聞き…。
というもの。
「知られざる伝説」シリーズは公式の書籍ですが、あくまで「公式同人誌」という珍しい位置付けの作品ゆえに上記したエピソードは公式設定ではないのですが、イナッツのバニー姿にも納得いく面白い話になっているのでぜひご覧になってみてください。
因みに「ドラゴンクエストV 天空の花嫁 公式ガイドブック上巻(世界編)」の「カジノ大戦略」ページにて、モンスターじいさんとイナッツらしきバニーガールのイラストが載っているので、カジノ関連で知り合ったのは間違いないみたいです。
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁 公式ガイドブック上巻(世界編)P174
このイラスト、見ようによってはモンスターじいさんがイナッツに金はいくらでも払うから、助手にきてくれとスカウトしてるようにも見えませんか?
てか、この2人ばかりに目がいっていたので、後ろのサンチョには割と最近気づきました。
まとめ
最後にドラクエ5の「モンスターじいさん」についてまとめて終わります。
- DQ5の「モンスターじいさん」は開口一番「わしが 有名なモンスターじいさんじゃ。」と言ってくるので、一見どこの近所にでも必ずいる変人
- 「主人公」のモンスターを改心させる才能を刹那で見抜くすごい人だが、抽象的なことしか言及しないので怪しいじいさんなのは否めない
- 「オラクルベリー」の他にも「ポートセルミ」や「グランバニア」、魔界の「ジャハンナ」にも住んでいるが、これらが同一人物なのかは不明、なんなら本名も不明であり、SFC版に至ってはモンスターじいさんの噂を町などで聞くことは一切ないので地縛霊の類だと思われる
- リメイク版で追加された「名産品」である「うわさのノート」には「格闘場のモンスターたちは モンスターじいさんが あっせん しているらしい」という噂が書かれている
- 199匹預かってくれるPS2版のモンスターじいさんが最強
- オラクルベリーに住んでいるモンスターじいさんは「イナッツ」というバニーガールの助手を雇っている
- イナッツはモンスターの生息地など多くの情報を教えてくれる有能な人物
- なぜイナッツがモンスターじいさんの助手として働いているのか、そもそもなぜバニーガールなのかは謎に包まれている
- 「ドラゴンクエストⅤ 知られざる伝説」という短編集のエピソード内にて、イナッツがモンスターじいさんの助手になるまでが語られた(非公式設定)
出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁 公式ガイドブック上巻(世界編)P163
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