ドラクエ作品

【ドラクエ6】魔法都市カルベローナを本気で研究しました。

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タカリ

こんにちは、タカリです。

今回はドラクエ6に存在する町のひとつ「魔法都市カルベローナ」を本気で研究していきます。

カルベローナは6のサブタイトルにもなっている幻の大地にのみ存在する町で、みんな大好きバーバラの故郷でもあります。(幻の大地=夢の世界=上の世界)

もともとは現実の世界(下の世界)で確かに存在していた魔法都市がなぜ滅び、夢の世界では封印されていたのか、EDの展開は感動したけど正直意味はよくわかっていない、なぜバーバラは実体が存在しないのか漠然としているetc…この記事を読めばカルベローナとバーバラに詳しくなり、そしてもっと好きになること間違いありません。

魔法都市カルベローナとは?

カルベローナとは夢の世界にのみ存在する魔法都市でバーバラの故郷ですね。

大魔女バーバレラはバーバラ(名前が似ているのでややこしい)の遠い祖先に当たる人物で、究極の大呪文「マダンテ」を創り出した人物でもあります。(マダンテについては後述)

ゲーム本編では名前が少し出るだけでしたが、DQ6を基に描かれた漫画「ドラゴンクエスト 幻の大地」では過去の回想で姿が描かれていて、デスタムーア軍との戦いに完成したばかりのマダンテを使っています。(単行本 第8巻)

この漫画はゲーム発売後の1997年~2001年まで「月刊少年ガンガン」にて連載され、作者は神崎まさおみさん、単行本第3巻からは知る人ぞ知る「CDシアター ドラゴンクエスト」の脚本・監督を務めた、とまとあきさんが脚本を手掛けられています。

2023年5月~6月頃までDQ6のスマホ版をプレイしてXでツイートしていた頃、久し振りに読みたくなったので電子版を探したら見つけたので全巻購入して夢中で一気に読破してしまいました。

ゲーム本編ではデスタムーア軍とカルベローナとの戦いは全く描かれていないので、まさかの大魔女バーバレラの登場&創りたてのマダンテ発動と非常に興奮しました。

欲を言えばマダンテがどのように完成に至ったのかがとても気になるので、外伝作品などでバーバレラを掘り下げながら描かれることを切に願っています。

この漫画は基本的にはゲーム本編のストーリーに沿っていますが、後味の悪いエピソードも救われた終わりになっているなどオリジナル要素も多いのでDQ6未プレイの人は勿論、クリア済の人も楽しめるし、全10巻と読みやすいのでドラクエファンには非常にオススメな漫画です。

<電子版>

\大魔女バーバレラのマダンテが炸裂した第8巻はこちら!/

\第1巻から読みたい人はこちら!/

<紙版>

\紙版で一気読みしたい人はこちら!/

タカリ

次は究極の大呪文マダンテについて研究していきます♪

究極の大呪文マダンテとは?

マダンテとは前述の通り大魔女バーバレラが創り出した魔法都市カルベローナに代々伝わる究極の大呪文です。

DQ6で初登場した呪文でその後のナンバリング作品や外伝作品にも多数登場しているロマン溢れる大人気呪文ですね。

故にプレイヤーによってはマダンテのイメージが強いのはどの作品?の問いには初登場のDQ6、バトルロード、モンスターズシリーズ、トルネコシリーズetc…とバラつきがでると思います。

話がそれるのでここからはDQ6のマダンテについてフォーカスしますが、マダンテの研究記事はまた書くので完成次第お知らせしますね。

タカリ

私はどのタイミングでマダンテを撃つか?ゲームになっていたテリーのワンダーランド(初代)のイメージが圧倒的です。

今は流石に戦法は大きく変わっているのでしょうか~?

DQ6に話は戻りますが、マダンテの力は本作のラストボス「デスタムーア」が恐れてカルベローナを襲撃する程です。(↑に貼ってある漫画の回想シーンがここ)

ここから少しややこしいので箇条書きにしますね。

1・デスタムーアがマダンテ怖いよーとなったのでカルベローナ襲撃(現実の世界)

2・カルベローナは善戦むなしく滅ぼされ海中に沈む

3・住民たちは独自の魔法力を使い魂を分離して夢の世界に移住

4・デスタムーアはなんとしてもマダンテの継承を防ぎたいので夢の世界を実体化させてカルベローナを「グラコス」に封印させる

ざっくりとこんな感じです。

デスタムーアは自分にとって脅威となり得る「ダーマ神殿」、「メダル王の城」、「カルベローナ」を現実の世界(下の世界)で滅ぼした後、夢の世界(上の世界)の存在に気付きます。そして「え?夢の世界にもカルベローナやダーマ神殿あるじゃん・・やばそうだから封印するわ」と夢の世界を自身の巨大な魔力で実体化させて各地の脅威を封印したんです。

本来、夢の世界は実体としては存在せず現実の世界と互いに行き来できるものではないので、主人公一行が2つの世界を股にかけて冒険できるのは皮肉にもデスタムーアのお陰なんですね。

デスタムーアは夢の世界(上の世界)で実施した封印を直属の部下である4人の魔王「ムドー」(ダーマ神殿)、「ジャミラス」(メダル王の城)、「グラコス」(カルベローナ)、「デュラン」(ゼニスの城)に守らせているのでDQ6物語開始時点である程度征服は完了しています。

デスタムーアはムドーの存在感により影が薄いですし、かの有名な裏ボス「ダークドレアム」によるフルボッコ事件をひたすらネタにされていますが、表向きはムドーに征服をさせつつ自らは夢の世界と現実の世界の狭間に「はざまの世界」という第3の世界を創りだし着々と世界征服を進めていったドラクエ作品でも屈指の有能な魔王なんです。

ラスボスとしても普通に強いですからね~中途半端な強さで挑むと確実にフルボッコにされのでご注意。

特に最終形態戦での左手が唱える「ザオリク」には多くのプレイヤーが度肝を抜かれましたね。

これはある程度ドラクエの知見が磨かれたプレイヤー程引っ掛かるトラップでした。(ムドーのように周りを倒してもどうせ復活するから本体を集中攻撃だ!)

更にSFC版の右手が唱える「ザオラル」は本体のみの対象でしたが、リメイク版では左手もザオラルの対象になったので、極力両手を同時に撃破するように調整しないといけなくなったので更に難度が上がりました。

と、これ程有能なデスタムーアが恐れる力を持つのが究極の大呪文マダンテなんですね。(自身もマダンテの使い手なのでその力も十二分に理解した上での恐れなんでしょうね、てかなんでマダンテ使えるんでしょうか。カルベローナを滅ぼしたり、封印した時になんらかの方法で習得??)

余談ですがDQ6(SFC版)のパッケージにはデスタムーア第1形態がサラッと載っていますね。(ここでも影が薄い)

タカリ

次はバーバラについて研究していきます♪

みんな大好きバーバラ

おまたせしました、みんな大好きバーバラについて研究していきます。

バーバラはパイナップルヘアーがトレードマークな小柄で可愛いDQ6のヒロイン的存在なキャラで、ドラクエの女性キャラの中でも絶大な人気を誇ります。

月刊ジャンプ1994年10月号の堀井雄二さんのインタビューによると、DQ5のビアンカよりもっと元気でおてんばな女の子という性格付けにしたのことです。

彼女が物語で初登場したのは主人公一行が「ラーの鏡」を求めてたどり着いた「月鏡の塔」でしたね。

記憶喪失の上に自分の姿も他人には見えない為ラーの鏡を求めて塔を彷徨っていた所を主人公一行に出会い、持っていた「ゆめのしずく」の力で姿が見えるようになりましたが行く宛てもないのでそのままパーティに加わります。

彼女の正体は前述した通り大魔女バーバレラの血を引きし者で魔法都市カルベローナの次期長老です。

カルベローナ中央の屋敷の屋上にある女神像には大魔女バーバレラの魂の亡骸が宿っていてその像から100年に一度長老となる者が生まれます。(そう、バーバラは像生まれなのでした)

現在のカルベローナ長老ブボールも当然女神像から誕生していて、その年齢はデスタムーアに現実の世界のカルベローナを滅ぼされ夢の世界に町を築いた時点で200歳。

「マントスノー」の「ザム神官」や「グレイス城」の「ゴーリキ」の台詞からカルベローナは少なくとも50年以上前に滅ぼされた事がわかるので、ブボールの現在の年齢は250歳以上ということが分かります。

ここで、ん?とピンと来た人はとても察しがいい人です。

バーバラは十中八九ブボールが200歳の時に誕生しているので、バーバラ誕生前に1人は確実に女神像から長老候補者が誕生している筈なんですよね。

しかし、物語開始時点ではバーバラは行方不明で他に長老候補者が居らずマダンテを継承できる者がいないという危機的状況から、候補者は生まれていないか、なんらかの事情で行方不明または死亡していると推察できます。

どっちにしろ作中では一切触れられていないので気になりますが、それは逆にいくらでも埋める余地があるという事です。

例えば「もうひとりの長老候補者」を題材にすれば外伝作品1本は余裕で作れると思うので公式から発売されたら嬉しいですが、流石にニッチ過ぎて厳しいでしょうか。

話は脱線しますが主人公一行の誰もブボールが100歳の時に生まれている筈の長老候補者の存在を問わないのは結構シュールですがデフォルメが効いてるので違和感は最小限です。

しかし、最近の主流なフォトリアル路線だと違和感が半端なさすぎるのでそういう観点でもゲーム開発の長期化が進んでいるのは間違いないと思います。

タカリ

ドラクエ12早くプレイしたいですね~

結論から言うとバーバラは夢の世界(上の世界)で生まれたからです。

夢の世界は文字通り人々の「夢」によって構成されている世界でゼニス王が治めていますよね。

人々の万感の想いを具現化したのが夢の世界ですが、前述した魔法都市カルベローナが夢の世界に誕生した経緯は「デスタムーアに現実の世界のカルベローナを滅ぼされた住民たちが独自の魔法力を使い魂を分離して夢の世界に移住した」でしたよね。

つまり、魔法都市カルベローナは夢の世界にありながらも人々の夢が具現化した存在ではなく、夢の世界に作られた現実という非常に特殊な存在なんです。

カルベローナが夢の世界に移住した時の長老ブボールの年齢が200歳なので恐らく移住とほぼ同時期にバーバラが女神像から誕生したと思われます。

ここまでくればもう分かりますよね~

そうです、バーバラは元々夢の世界で生まれた住民なので現実世界に実体がないのは当然なんです。(夢の世界では実体があるので正確には”バーバラは現実の世界では実体がない”となります)

とても多いバーバラ勘違いを2つにしぼって挙げてみます。

1・デスタムーアがカルベローナを滅ぼした時にバーバラの実体は消滅してしまった。

2・EDでバーバラの姿が消滅してしまうのは現実の世界の実体が1の件で消滅しているor実体が行方不明なので主人公たちのように融合できなかったから。

主にこの2つの勘違いが非常に多いと思います。

ここはテストでよくでるので注意してくださいね(笑)

少しややこしいですがシンプルに考えたら全然大丈夫です。

まず、1についてはデスタムーアがカルベローナを現実の世界で滅ぼしたのと夢の世界で封印したのが混ざっています。(混ぜるな危険、これは森羅万象に通ずる真理)

現実の世界でカルベローナが滅ぼされた時そもそもバーバラはまだ生まれていないので実体が消滅するはずがありません。

滅んだ後夢の世界にカルベローナ再建とほぼ同時期にバーバラが生まれ、その後デスタームーアが封印した時にバーバラの強い魔法力が反発し現実の世界に飛ばされ、その時の衝撃で記憶を失いました。

記憶喪失の上現実の世界なので実体がなく自分の姿も他人には見えない為、ラーの鏡を探して月鏡の塔を彷徨っていた所を主人公一行と出会う場面にここで繋がるんですね。

気になるのはバーバラが現実の世界に飛ばされて主人公一行と出会うまでの経緯が不明なんですよね、仮にバーバラが15歳の時にデスタムーアがカルベローナを封印したと考えるとブボールはその時215歳なので主人公一行がグラコスを倒してカルベローナを復活させるまで35年あるからちょっと空きすぎてますよね。

もう少し詰めるとバーバラが主人公一行と出会ってカルベローナを復活させるまでの冒険期間を1年と仮定してみるとバーバラだけの期間が34年ある事になります。

流石にひとりで34年も旅していたとは考えにくいので魔法力が反発して飛ばされた後もすぐに現実の世界には行かないでどこか別次元的な場所をひたすら漂っていたのではないでしょうか、そして何かがトリガーになり現実の世界へ・・と、私は考えていますが如何せん確定情報が少なすぎてこれ以上は妄想の域になってしまうので一旦ストップします。

話はそれましたが、ここまでくれば2については自ずと分かりますよね。

元々現実の世界の住民である主人公、ハッサン、ミレーユとは違い融合する実体も現実にはないし、必要もないんです。

余談になりますが、夢の世界のカルベローナと現実の世界のグラコスが居る海底神殿の位置は完全に同じです。

この事から海底神殿は滅ぼされ海中に沈んだカルベローナ跡に作られたと推測できますね。

↓の画像は夢の世界で封印状態のカルベローナ。(この穴の真下が海底神殿)

EDでバーバラが主人公の目の前から消えてしまう展開は多くのプレイヤーが涙しました。

初見時の私もそうでしたが、バーバラが完全に消滅してしまったと勘違いしている人も少なくありません。

結論を言うとバーバラは主人公達から見えなくなっただけで夢の世界で元気に暮らしています。

見えなくなったのはデスタムーアを倒した時にはざまの世界が崩壊し、巨大な魔力によって実体化させていた夢の世界も本来の姿に戻ったので現実の世界との繋がりが断絶されたからなんです。

EDでミレーユが見せてくれる水晶玉の映像では誰かがファルシオンに乗り現実の世界に実体化したゼニスの城に向かっている、そして謎の卵が孵るのをバーバラたちが見守るところでDQ6は幕を閉じますよね。

ここではDQでおなじみの「序曲」が流れているのもあって、なんかよくわからんけど感動した!で終わってる人も多いのでは?私も当時はそうでした(笑)

ざっくりですが私のEDへの結論と根拠を書きます。

<結論>

“ミレーユの水晶玉の映像は主人公の未来で、現実の世界に実体化したゼニスの城に主人公がファルシオンに乗ってバーバラに会いに行っている場面”

<根拠>

↓の画像はEDでのミレーユとの一場面で全ての会話を起こすと、

ミレーユ『〇〇〇(主人公)もし 未来が知りたくなったら 私のところへ来てね。私が 占ってあげる。あなたの すてきな未来を。』

この会話からED最後の水晶玉のシーンは正式にグランマーズに弟子入りし夢占い師としての力をつけたミレーユのもとを主人公が未来を占ってもらうために訪れたと仮定すると綺麗に繋がると思います。

勿論公式からは明言されてはいませんが私はこう解釈していますし、そうなってほしいと強く願っています。

だって、主人公とバーバラは絶対に再会してほしい・・それが間違いなく“すてきな未来”だから・・

そうですよね?

DQ6のEDについて書くと非常に長くなるので一旦ここまでにして、また別にDQ6ED研究記事を書きますね。

タカリ

記事は更新次第お知らせしますので、読んで貰えたらとても嬉しいです♪

まとめ

長文乱文失礼しました、最後にまとめて終わります。

  • 魔法都市カルベローナは大魔女バーバレラが創設したバーバラの故郷で夢の世界に作られた現実という非常に特殊な存在。
  • マダンテとは影は薄いけど非常に有能なデスタムーアが恐れるほどの力をもつ究極の大呪文。
  • バーバラに現実の世界で実体がないのは夢の世界で生まれたから。
  • バーバラはEDで消滅した訳ではなく見えなくなっただけ。
  • EDでバーバラが見えなくなったのは現実の世界と夢の世界が断絶されたからで夢の世界では元気に暮らしている。
タカリ

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最後まで記事を読んで頂きありがとうございました♪