ドラクエ作品

【ドラクエ8】名家のお嬢様「ゼシカ」を本気で研究しました。

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タカリ

こんにちは、タカリです。

今回は名家アルバート家のお嬢様でぼん!きゅっ!ぼーん!でおなじみの「ゼシカ・アルバート」を本気で研究していきます。

DQ8の登場人物でPS2版の戦闘メンバー4人の中では紅一点なのがゼシカですね。

赤茶色の長髪を左右でまとめたツインテール、妹でブラコン、一見勝ち気で強気な言動が目立つけど実は臆病で内向的、ぼん!きゅっ!ぼーん!、嫌いなおかずは先に食べる主義など、人気キャラが持つ王道な属性をこれでもかと言うほど詰め込まれている大人気キャラ。

じゃあ、王道の属性をとにかく詰め込み合わせれば人気キャラになるんだ!という考えは非常に甘く幻想的で、大抵は属性同士が喧嘩し破綻したキャラと化します。

しかし、そこは日本を代表するゲームデザイナー「堀井雄二」さんと先日惜しくも逝去されたマンガ家で本作のキャラクターデザイン「鳥山明」さんとの奇跡の融合によって全国のDQファンを虜にして放さない大人気キャラ「ゼシカ・アルバート」へと昇華させてしまいました。

この研究記事ではそんな魅力たっぷりで溢れてしまったゼシカについて余すことなく研究していきます。

それではどうぞ。

王道の奇跡の体現者「ゼシカ・アルバート」に迫る

この章では名家アルバート家のお嬢様でぼん!きゅっ!ぼーん!な「ゼシカ・アルバート」の人物像に本気で迫っていきます。

ゼシカは「リーザス村」の名家アルバート家の長女で、長男「サーベルト」の妹です。

彼女は七賢者のひとりで魔法剣士兼彫刻家「シャマル・クランバートル」の子孫ですが、賢者の力は兄のサーベルトが継いでいるので本作のラスボス「暗黒神ラプソーン」が「ドルマゲス」を利用し自分を封印した七賢者の子孫たちを殺害して復活を目論んだ通称「七賢者末裔連続殺人事件」の被害からは逃れることができました。

しかし、前述した通り兄のサーベルトは賢者の力を継いでいるのでドルマゲスによって殺害されてしまいます。

その為、大好きだった兄の敵討ちのため主人公一行に同行することになるというのが彼女が仲間に加わる経緯です。

因みに賢者の力は長子に継がれるようなのでもしサーベルトが生まれていなければ彼女が標的になっていました。

ゼシカ・アルバートの血筋をざっくり説明すると、

七賢者のひとりであるシャマル・クランバートルの力は「リブルアーチ」のクランバートル家に代々受け継がれていましたが、子孫のひとり「リーザス・クランバートル」がアルバート家に嫁いだのでクランバートル家からは賢者の力が失われ、アルバート家に力が移ったんです。

作中では本家であるクランバートル家の子孫でリブルアーチでもトップクラスの天才彫刻家「ライドン」が登場。

前述の通りリーザスがアルバート家に嫁ぎクランバートル家から賢者の力は失われたのでライドンはドルマゲスに狙われることもなく終始平和に過ごせています。

タカリ

ゼシカとは遠い親戚ということになりますね。

(羨ましい)

魔法剣士兼彫刻家のシャマル・クランバートルの血からゼシカは「魔法」、サーベルトは「剣」、ライドンは「彫刻」の才を継いでいるのは明白ですが、実は単にやっていないだけでゼシカやサーベルトにも彫刻の才能があるかもしれないですね。

ちょっとややこしいですが、この辺りをきちんと理解してからプレイするとDQ8の世界にどっぷり浸かることができ且つ楽しめるので是非頭に叩き込んでおくことを強くオススメします。

ちょっと箸休めですが、↑のように普通の戦闘外で呪文が放たれる演出がメチャ好きなんですが共感してくれる方いますか??

特にDQ6「カルベローナ」の町では住人たちが日常生活で普通に魔法を使っているのでワクワクが止まらなかった記憶があります。

この感情はスタジオジブリ作品「となりのトトロ」で例えると、自分の家という究極の「日常」に都会から転校してきた気になる女の子のサツキという究極の「非日常」が存在することに高揚を隠せないカンタの心境に似ていると自己分析しています。

てか、ここのシーンとんでもなくエモくないですか?

EDテーマ「となりのトトロ」で編集した動画。

年と経てから聴くと、グッとくる名曲ですよね。

タカリ

こんな感じで毎日つぶやいています。

よかったら覗きにきてください♪

話が脱線しすぎたので戻します。

次は七賢者のひとりシャマル・クランバートルの子孫でありゼシカの先祖でもあるリーザス・クランバートルをご紹介します。

リーザスは剣、魔法ともに知り尽くした上、彫刻の才も凄まじく上記した天才彫刻家ライドンに「自分の才能は先祖(シャマルやリーザス)の足元にも及ばない」と言わしめたほど。

リブルアーチで石像作りの支援者をしているご老人からクランバートル家には何代かにひとり、とんでもない天才彫刻家が生まれるらしくライドンが正にそれだったんですが、そのライドンですら圧倒的な才能の差に悩み苦しんでいたという話しが聞けます。

兎にも角にもリーザスの才は規格外だったらしく、万物の天才と称された「レオナルド・ダ・ヴィンチ」のような人物だったんですね。

更には女性慣れしているククールがビビるほどの美人。

これほど魅力的な彼女が本編で登場するのは主人公たちが「リーザス像の塔」に「クラン・スピネル」を取りに行った際に幻影体として現れるだけなのが非常に残念です。

どのような経緯でアルバート家に嫁いだのかなど、彼女のエピソードをもっと知りたいので再登場を切に願っています。

リーザスはアルバート家の血を継ぐ最後のひとりであるゼシカのことをよろしく頼んで消えていきますが、

ここで「あれ?ゼシカの母親アローザがいるからひとりではなくふたりでは??」と瞬時に浮かんだ方はなかなかの切れ者です。

でもアローザはアルバート家に嫁いできているので七賢者シャマルの血は継いでいないんですね。

しかし、当然ゼシカとは親子なので髪型以外は胸含めそっくりでゼシカがそのまま歳を重ねたような美しい御婦人なのでDQファンの中にはゼシカよりアローザ派の人たちも一定数存在するほど。

次はゼシカの性格についてご紹介します。

結論から言うと彼女は我が強く勝ち気で一度決めたことは最後までやり通さないと気がすまない性格でかなりのブラコン。

主人公たちを兄サーベルト殺しの盗賊と決めつけ、こちらの話も聞かずメラを3発も撃ってくる鮮烈な初対面からも十二分に分かると思います。

ゼシカを知らない人がここまで聞くと少し印象が悪いかもしれませんね。

でも、実は↑の初登場シーン前でゼシカが自分の部屋に書き残した手紙を読むことができるのですが、そこには自分の命を賭してでも必ず兄の仇を討つという強い想いが綴られているんです。

剣の才に愛され誰よりも強かった兄が敗れたとなると相手は相当な手練れだということは想像に容易い故の覚悟の遺書からは彼女の兄サーベルトへの想いが伝わってきますよね。

ハチャメチャが押し寄せてくる主人公たちとゼシカとの出会いでしたが、サーベルトがリーザス像を媒介にして自身の死の真相と妹ゼシカに「自分の信じた道を進め」と伝え成仏し、ゼシカはその兄の最後の言葉を胸に母アローザに絶縁される形で旅にでます。

ここまでの紹介ではどうしても我の強さと勝ち気なイメージが先行するゼシカですが、旅に出る以前は人付き合いが苦手だったようで同居しているメイドとは打ち解けられておらず、七賢者シャマルの血を引くアルバート家の家訓を重んじる母親アローザとも口論が耐えなかったみたいです。

彼女の故郷「リーザス村」の村人からは「兄のサーベルトだけが唯一心を開いていた相手」、「人見知りで性格のきついところもあるが本当は臆病」といった話しが聞けたりと、ゼシカの普段の勝ち気な態度は実は臆病で内向的な本質を必死で隠しているとも取れるんですね。

その証拠と言ってはなんですが、戦闘の際に装備を外して「ぼうぎょ」をさせると他のキャラは構えて戦う意志を示しますが、彼女は両手で顔を覆い隠すような普段のゼシカとはイメージが違うポーズを取り、内向的な本質を表現する秀逸な演出が見れます。

おそらくこちらが本来の彼女。

その一方でリーザス村の「ポルク」や「マルク」から慕われていたり、

「トロデーン城」の子どもたちに魔法を見せてあげていたりと、子どもから好かれやすく接し方も上手なのが見て取れます。

タカリ

保育士や教師に向いているかもしれませんね。

教わりたい。

ちょっと長くなったのでこの章はここで終わります。

ドラクエでゼシカのようなお兄ちゃん大好きブラコン妹キャラは、パッと浮かぶだけでDQ5「グランバニアの王女」(主にリメイク版)、DQ6「ターニア」、DQ7「リーサ・グラン」、DQ11「マヤ」等と結構多いんですよね。

ドラクエの妹キャラをまとめた記事も面白そうなので近いうちに書きますね。

早速、【ドラクエ】お兄ちゃん大好きなブラコン妹キャラを本気で研究しました。【歴代5選】を書きましたのでぜひこちらもご覧ください。

呪われしゼシカによってファンがかけられた呪いとは?

この章では「呪われしゼシカ」について詳しくご紹介します。

呪われしゼシカとは「ドルマゲス」を撃破後に彼の杖を手に取ったゼシカが「暗黒神ラプソーン」に操られてしまったゼシカのことを指します。

普段の明朗快活なゼシカとは打って変わって「ウィッチレディ」のように顔色が悪くなり、額や胸部に血管を浮かばせながら淡々と物騒なセリフを言ってくる非常に禍々しいゼシカに何かが目覚めたDQファンも多いとか。

味方が敵に洗脳され立ちはだかるというよくある王道パターンなんですが、実はDQではこの手のイベントはかなり珍しく、故にインパクトも大きいんです。

ボイスが追加された3DS版ではエコーがかかるので禍々しさも増し、CVを担当された竹達彩奈さんの抜群の演技力も相まってめちゃくちゃ怖いので必聴なんですが3DS版は画質が粗いのがちょっと残念なんです。

スマホ版と3DS版の同じシーンを比較してみました。

スマホ版は機種によって差があったり画像は圧縮しているので若干分かりづらいとは思いますが、それでも画質の違いは一目瞭然ですよね。

現在2024年8/25時点でDQ8をプレイできる機種はPS2、スマホ、3DSのみでボイスが追加されているのは3DS版だけ。

デフォルト状態で画質を考えると「スマホ>>超えられない壁>>PS2>3DS」といったところでしょうか。

スマホ版は機種によって画質の差は多少出るかもですが、公式が発表している対応機種スペックは「iPhone 6/iPad(第5世代)以上&Android 5.0以上」と全然高くないのであまり考える必要はないと思います。

つまり、現状ではスマホ版のような高画質でボイス付きプレイすることが不可能といったDQファンにとって悲しい状況なので、DQ11SのようにDQ8Sが最新機種で発売されたら嬉しいですね。

更に残念な話題で恐縮なんですが、呪われしゼシカは普段着のゼシカの色違いという扱いなので見た目が変化するドラクエ恒例の「セクハラ装備」を着せていても反映されません。

まあ、ここはかなりシリアスなエピソードなので仮に呪われしゼシカが、

こんなただごとではない服装だったら雰囲気もなにもあったんじゃないのでしょうがないですね。

呪われしゼシカとの戦闘後は大呪術師「ハワード」の呪術によってゼシカは無事正気を取り戻します。

ゼシカは戦闘後うなされながら兄サーベルトとの会話を思い出していますが、この会話に登場するのが前の章でご紹介した七賢者のひとり「シャマル・クランバートル」の子孫でありゼシカの先祖でもある「リーザス・クランバートル」ですね。

因みに呪われしゼシカの元ネタになっているのは1971年に公開されたアメリカのホラー映画「呪われたジェシカ」だと思われます。(原題:Let’s Scare Jessica to Death)

DQ8ゼシカの英語での綴りは「Jessica」で英語版DQ8等でもそうなんですが、日本語表記だと本来「ジェシカ」とする方が一般的なんですよね。(もちろん「ゼシカ」でも全然間違いではないです)

ジェシカの愛称はジェシーなことが多いので、ゼシカをジェシーと呼んでいる人はかなり通なDQファンだと推察できます。(私は見たことありませんが)

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ご覧の通り、かなり高騰しています。

高騰の理由は「ボイス付きで遊べるのは3DS版のみ」「高速モード、ゲルダやモリーが仲間になるなど様々な追加要素」「流通量が比較的少ない」「ゼシカと結婚できる」などが挙げられます。

おそらく、ドラクエ8の完全版が発売されない限り、これから価格は上がることはあっても下がることはないので、ボイス付きで遊びたい、もしくはゼシカと結婚したい方はこれ以上高騰しないうちに購入されることを強くオススメします。

ゼシカと結婚…それは、11年越しの念願叶う時

この章では3DS版で追加され、全国のゼシカファンが一斉に欣喜雀躍した「ゼシカと結婚エンド」をご紹介しますね。

3DS版ではボイス、「ゲルダ」&「モリー」の新たな仲間、新ダンジョン、新装備、高速モード等様々な追加要素がありましたが、やはり個人的に一番の目玉はゼシカと結婚エンドの追加だと思っています。

ゼシカとの結婚エンドの紹介の前にDQ8のエンディングについて軽くおさらいしときます。

「トロデーン王国」の王女「ミーティア」を「チャゴス」との結婚式から連れ出して一緒に大聖堂から逃げる。

実はサザンビーク王「クラビウス」の甥っ子だった主人公とミーティアが結婚。

所謂「真エンディング」ですね。

3DS版では上記ふたつのエンディングに「ゼシカ通常エンド」「ゼシカと結婚エンド」が追加されました。

つまり、3DS版では計4種類のエンディングを見ることができるんですね。

主人公とゼシカが2人で旅をするラストシーンで締めくくられるED。

ゼシカ復帰後に「リーザス村」でゼシカの母「アローザ」と話をして「サーベルトのよろい」を入手→リーザス村の宿屋に泊まってお墓参りイベントを見るというフラグを立てれば「通常エンド」から「ゼシカ通常エンド」に派生させることができます。

文字通りゼシカと結婚できるED。

「ゼシカ通常エンド」と同じフラグを立てた後に裏ボス「竜神王」を倒して「アルゴンリング」を入手→クラビウスにアルゴンリングを見せると新たな選択肢が発生するのでそれに対してゼシカを想っているという選択肢を選ぶことで遂に「ゼシカと結婚エンド」に到達できます。

なにが「ちょっと きゅうくつ」なのかはプレイヤーの心赴くままに。

私は普段の我が強く勝ち気なゼシカも好きなんですが、「ゼシカと結婚エンド」締めくくりのゼシカのこの台詞で3DS版を買ってよかったと心の奥底の更に深淵から強く深く思い至りました。

どうでしたか?

この「ゼシカと結婚エンド」は、ややあっさりしている「ゼシカ通常エンド」とは比べ物にならないほど演出が凝っていてゼシカのデレっぷりも全開なので、ゼシカファンからは「PS2版発売から11年越しの念願が叶った」「これが本当の真エンディングだ!」などと盛大な歓喜とスクウェア・エニックスへの惜しみない賞賛の声が挙がりました。

現状でこの神EDは3DS版限定なのでスマホ版の高画質で拝むことができないのが残念ですし、非常に勿体ないのでDQ11SのようにDQ8Sとして最新機種でもし発売されたらいちDQファン、そしてゼシカファンとして望外の喜びです。

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まとめ

最後に「ゼシカ」をまとめて終わりますね。

  • ゼシカは王道の奇跡の体現者
  • 我が強く勝ち気でかなりのブラコン
  • 大好きだった兄サーベルトの敵討ちのため主人公一行に加わる
  • 七賢者のひとりであるシャマル・クランバートルの血からゼシカは魔法の才能を継いでいる
  • ゼシカの先祖リーザス・クランバートルはレオナルド・ダ・ヴィンチのような規格外の天才でククールが驚くほどの美人
  • 子どもから好かれやすく接し方も上手
  • 額や胸部に血管を浮かばせながら淡々と物騒なセリフを言う呪われしゼシカに何かが目覚めたDQファンも多い
  • 3DS版では全国のゼシカファンが歓喜した「ゼシカと結婚エンド」が追加された
  • 「これからも ずっと頼りにしてるからね。私の旦那様!」

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タカリ

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