ドラクエ作品

【ドラクエ】トンヌラを本気で研究しました。

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タカリ

こんにちは、タカリです。

今回は「トンヌラ」を本気で研究していきます。

トンヌラという奇天烈な単語は、『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』(以下、DQ2)の登場人物「サマルトリアの王子」の名前の候補のひとつとして初登場しました。

DQ3、DQ4には未登場で、次にトンヌラが現れるのは『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』(以下、DQ5)です。

DQ2では「ローレシアの王子」につけた名前によって、サマルトリアの王子の名前が8種類の候補から選ばれる仕様なので、プレイヤーによってはトンヌラという奇々怪々な単語を認知すらしていませんでした。

しかし、DQ5ではオープニングで父親のパパスが主人公に「トンヌラ」と名付けようとする、強烈なシーンを目にすることになります。

そのため、トンヌラの知名度はDQ5をきっかけに飛躍的に高まったと言えるんですね。

タカリ

本記事では歴代ドラクエの「トンヌラ」を本気で研究しているので、ぜひ最後までお付き合いください♪

ドラゴンクエストII 悪霊の神々

この章ではDQ2の「トンヌラ」をご紹介します。

記事の冒頭でも少しお伝えしましたが、トンヌラと言う単語は「サマルトリアの王子」の名前の候補のひとつとして初めて登場しました。

名前の候補を8つあり、「ランド」「カイン」「アーサー」「コナン」「クッキー」「すけさん」「パウロ」、そして「トンヌラ」。

これらの中からランダムで選ばれると誤解している方も少なくはないですが、実は主人公「ローレシアの王子」につけた名前によって決定される仕様なんです。

詳しい計算式は割愛しますが、この仕様のため主人公に自分の名前をつけるプレイヤーがトンヌラに当たってしまい、泣く泣く別の名前でやり直した少年少女が全国に続出しました。

「アーサー」「カイン」あたりは格好良くて人気だったみたいですが、おそらく「アーサー王」が元ネタの「アーサー」はともかく、「カイン」は正気に戻って裏切りそうな名前なので御免被りたいですよね。

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ドラゴンクエストV 天空の花嫁

この章ではDQ5の「トンヌラ」をご紹介します。

DQ2に初登場し、その奇々怪々な響きでプレイヤーに強烈なインパクトを与えた「トンヌラ」は残念ながらDQ3、DQ4と未登場でしたが、DQ5で奇蹟のカムバック。

DQ2では「サマルトリアの王子」の8つある名前の候補のひとつに過ぎず、それもランダムで決定する仕様ではないので「トンヌラ」という単語を認識すらしていないプレイヤーも少なくはありませんでした。

しかし、DQ5ではオープニングで「パパス」が主人公にトンヌラとつけようとする、ドラクエ界隈ではあまりにも有名なシーンを見ることになるので、トンヌラの知名度はDQ5から飛躍的に上昇したと言っても過言ではないと思います。

主人公の母親であるマーサが別の名前(=プレイヤーが入力した名前)を考えていてくれたお陰で、主人公はトンヌラにならずに済むのですが、「まあ ステキな名前! いさましくて かしこそうで…。」と、夫のパパスを然りげなくフォローしているのが良いですよね。

ゲーム本編開始からここまでまだ約70秒しか経っていませんが、このやり取りだけで相互尊重の関係にあると分かります。

余談ですが、あらかじめ主人公の名前をトンヌラにした場合、パパスはトンヌラではなく「サトチー」という名前を提案するのはご存知でしょうか。(その後はマーサにフォローされ、プレイヤーが入力した名前になる流れは同じ)

更に更に、SFC版では「サトチー」ですが、リメイク版では「アベル」を提案してきます。

アベルは、DQ5のPS2版制作時に制定された、主人公の公式ネームですね。

1989年~1991年にフジテレビ系列で放送されたTVアニメ『ドラゴンクエスト~勇者アベル伝説~』の主人公もアベルで、どちらの「アベル」が浮かぶかは世代によって変わりそうです。

タカリ

私はリアルタイムで視聴していたので、TVアニメ版「アベル」の印象が強いですね。

みなさんはどちらが浮かびましたか?

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DQ5のトンヌラについては、ドラゴンクエスト30周年記念プロジェクトの一環として出版された書籍『ドラゴンクエスト名言集 しんでしまうとは なにごとだ!』(原著:堀井雄二)でも詳しく紹介されています。

歴代ドラクエの名言が多数掲載されているので、興味のある方はぜひ手に取ってみてくださいね。

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ドラゴンクエストVI 幻の大地

この章ではDQ6の「トンヌラ」をご紹介します。

本作では「牢獄の町」の反乱軍のリーダーとして颯爽と登場しました。

「~だ。」といった方言まじりな喋り方、姿は農民、そして名前は「トンヌラ」なのでリーダーなんて務まるの?と不安を抱いたプレイヤーも多いと思いますが、実は非常に有能な人物だということはご存知でしょうか。

彼は「現実の世界」でチカラの出る種の研究をしていたところ、家族揃って「はざまの世界」に閉じ込められたらしく、以来ろくに休むことも許されず魔物たちに研究を強いられています。

食事もあまり取らせず、徹夜させられることも珍しくないようで、奥さんからもこのままじゃ死んでしまうと泣かれるほどの超ブラックな環境。

DQファンならすぐにピントくると思いますが、「チカラの出る種」とは合法ドーピングアイテム「ちからのたね」のことですね。

基本的にシリーズを通してドーピングアイテムは非売品であり、そんな貴重品を作れるの?とほとんどのプレイヤーは疑いの目をトンヌラに向けました。

しかし、上述した超ブラックな労働環境にもかかわらず開発に成功し、魔物たちとの決戦前には「ちからのたね」を4つ渡してくれます。

しかも、反乱が始まった後はリーダーとして皆の士気を上げ、自らも敵の兵士相手に互角の戦いを見せるなど、まさに前作DQ5のマーサが言っていた「まあ ステキな名前! いさましくて かしこそうで…。」を体現した人物なんですね。

天空シリーズの時系列はDQ6→DQ4→DQ5と確定しているので、彼の偉大な功績をパパスが伝え聞き、息子の名前を「トンヌラ」にしようとした説を私は推していますが、みなさんはどう思いますか?

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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

「最後の砦」にいる赤ちゃんを抱いた女性に話しかけると「この子も おおきくなったら 勇者さまみたいに 強くて 優しい いい男になってほしい」という理由で、主人公にちなんだ名前をつけてもいいかと問われます。

ここで「はい」を選択すると、女性が主人公の名前と好きな物語の主人公の名前を合わせて「◯◯◯◯・トン・ヌラリア2世」と命名されます。(◯◯◯◯は主人公の名前)

問いに「いいえ」を選ぶと「それなら仕方がない。この子の名前はネルチョイだ。どうもパットしない名前だね。」というやり取りもあるので、元ネタは間違いなくDQ5ですね。

なぜ「ネルチョイ」なのかは謎。

新ストーリー、オーケストラ音源、フォトモード、縛りプレイなど様々な要素が追加された『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてS』の新ストーリー「ロウと幸せの王国」にて、「アーウィン」が生まれたばかりの主人公に「トンヌラ」と命名しようとしていたことが判明します。

結局は「ユグノア王国」の王妃であり、主人公の実母「エレノア」が提案した名前が採用され、

「◯◯◯◯か…。どうも パッとしない名だな。」とアーウィンのセリフが続くので、上述した最後の砦と同様に元ネタはDQ5なんですが、パパスとマーサのやり取りがほぼ完全に再現されていますし、この場面ではDQ5の城のBGM「王宮のトランペット」が流れているのでファンにはたまりません。

ちなみにエレノアのCVは、1994年に発売された『CDシアター ドラゴンクエストV』で、フローラ役を担当された井上喜久子さん。

本作は、主人公役堀川亮さん、ヘンリー役山口勝平さん、ポピー(女の子)役荒木香衣さん等、冗談みたいな豪華声優陣で完成度も非常に高い傑作なので、まだお聴きになっていない方はぜひぜひ。

タカリ

就寝前に目を閉じながら聴くのが、個人的にオススメです♪

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まとめ

最後に、「トンヌラ」をまとめて終わります。

  • 「トンヌラ」という奇天烈な響きに定評ある単語は、DQ2の登場人物「サマルトリアの王子」の名前の候補として初登場
  • 「サマルトリアの王子」の名前の候補は8つある
  • 「ローレシア王子」につけるプレイヤーがトンヌラになってしまい、泣く泣く別の名前でやり直した少年少女が全国に続出した
  • 「アーサー」「カイン」は格好良くて人気だったが、「カイン」は正気に戻って裏切りそうな名前なので避けたい
  • DQ5の主人公の名前をあらかじめ「トンヌラ」にした場合、パパスは「サトチー」という名前を提案してくる(リメイク版では「アベル」)
  • DQ6の「トンヌラ」は反乱軍の有能リーダー
  • DQ11の「最後の砦」で赤ん坊を抱いた女性から、主人公にちなんだ名前をつけていいか問われるので、「はい」を選択すると女性が好きな物語の主人公を合わせて「◯◯◯◯・トン・ヌラリア2世」と命名される
  • DQ11Sに追加された新ストーリー「ロウと幸せの王国」では、「アーウィン」が生まれたばかりの主人公に「トンヌラ」と命名しようとしていたことが判明する
  • その後の「アーウィン」と「エレノア」のやり取りは、ほぼ完全にDQ5のパパスとマーサを再現している

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