ドラクエ作品

【ドラクエ】ラーのかがみを本気で研究しました!

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タカリ

こんにちは、タカリです。

今回は「ラーのかがみ」を本気で研究していきますね。

ラーのかがみとは「真実を映し出す」と言われている伝説の鏡のことで、犬に変えられてしまった「ムーンブルクの王女」を元に戻すためのキーアイテムとして「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」で初登場しました。

以降はナンバリング作品はもちろん、多くの外伝作品にも登場しているので、数多に存在するドラクエのアイテムの中でも知名度は非常に高いと言えます。

この記事ではそんな伝説の鏡である「ラーのかがみ」を特に面白いエピソードがある作品に絞って本気で研究し、徹底的に明らかにしているので「真実を映し出す」更にその先の「真実」へと到達できることをお約束します。

タカリ

それではどうぞ♪

真実を映し出す伝説の鏡「ラーのかがみ」

DQ2における「ラーのかがみ」は、サブタイトルにもなっている「悪霊の神々」を信仰する邪教の大神官「ハーゴン」の呪いによって犬にされてしまった「ムーンブルクの王女」を元にもどすためのキーアイテムとして初登場しました。

理由は明かされていませんが、ムーンブルク東の毒の沼地に沈んでいます。(敵が命を削りながら隠したのでしょうか)

なお、当初予定では「風の塔」頂上の宝箱に入る予定でしたが、「ローレシアの王子」「いやーさがしましたよ。」の2人だけでは難しすぎたため毒の沼地送りとなった経緯が「ファミコン神拳 奥義大全集 復刻の巻」にて語られました。

DQ2はフラグ管理の甘さ、紋章探し、難所の代名詞「ロンダルキアへの洞窟」などが理由でシリーズ1難しいとの声も多いですよね。

でも、当然ですがこのようにちゃんと調整されながら開発されていたんです。

調整不足が否めない箇所が多く存在する理由は「【ドラクエ】イラッとくる名言集【歴代3選】」の記事にて詳しく書いているので宜しければご覧ください。

DQの生みの親である堀井雄二さんが「DQ2開発中はエニックスから催促の電話がかかってくる度に胃が痛くなった」と振り返っていて、マスターアップ直後に胃潰瘍で倒れるなど兎にも角にも想像すら絶する開発現場だったみたいです。

最後に「柴田亜美」さんが描いた有名なラーのかがみネタの4コマ漫画「だって好きなんだもん」をご紹介しますね。

タカリ

私はこういうシュールな笑いがめちゃくちゃ好き。

おそらく笑いのツボが合わない人はクスリともしないはずですが、みなさんはどうでしたか?

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DQ3における「ラーのかがみ」は「サマンオサ王」に化けた「ボストロール」の正体を暴くために必要なキーアイテムとして登場します。

FC版限定ですが、昼間の寝室の誰もいないベッドに向かって使用しても化けた偽サマンオサ王の正体が暴けてしまうのは割と有名。

また、ベッドの前で「ルーラ」を使ってフィールドマップに出た状態で使用しても同じく暴けます。(イベントフラグの管理ミスでしょうか)

あと、細かいですがいつもは「ラーのかがみ」表記なのにサマンオサ王の正体を暴く時のみ「カガミ」表記になる謎仕様。

リメイク版ではしれっと修正されているので普通にミスだと思われます。

なお、DQ3には「やまたのおろち」のヒミコへの変身や、

「グリンラッド」の「変化老人」、

「へんげのつえ」で変身した勇者一行など「ラーのかがみ」の効力が発揮してもおかしくない場面は多いのですが、使っても効果は一切ありません。

「ドラゴンクエストミュージアム」で公開された堀井雄二さん自筆の開発資料にはサマンオサ攻略以外にも「ラーのかがみ」を使うイベントの構想も記述されていて、明言はされていませんが容量の都合でカットされた可能性が高いとみています。

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DQ6の「ラーのかがみ」は他のシリーズと比較するとキーアイテムとしての重要度が大きく増しています。

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ラスボスより印象に残っているというプレイヤーも少なくない、魔王「ムドー」の正体を暴くために必要なので、序盤の旅はラーのかがみを入手することが主な目的。

その効果は「夢の世界」で戦う「ムドー(幻)」の正体を暴くだけではなく、

「現実の世界」で戦う「ムドー(真)」が仕掛けてくる様々な幻術も打ち破るという破格の性能を有する、文字通り「伝説の鏡」なんですね。

主人公が掛かる幻術妹「ターニア」との永遠の暮らしなので、そのままずっと掛かっていたいプレイヤーが続出しました。(無限月読かな?)

DQシリーズ初の王道ブラコン妹キャラ「ターニア」については「【ドラクエ6】ターニアを本気で研究しました。」の記事にて詳しく書いていますので、ぜひご覧になってみてください。

タカリ

当ブログの記事はどれも世界一の熱量と魂が込もっていると自負していますが、ターニアの記事は特に会心の出来になったので読んでくれたらとても嬉しいです。

因みに、数多に存在する魅力的なDQ女性キャラの中でも人気が頭ひとつ抜けている本作のヒロイン「バーバラ」は、当初自分の姿が見えないので「ラーのかがみ」求めて旅をしていましたよね。

彼女はなぜ姿が見えないのか?

そもそも「夢の世界」「現実の世界」ってなんやねんと疑問に思った方、

安心してください。

「【ドラクエ6】バーバラを本気で研究しました。」の記事で、その全てを詳しく且つできる限り分かりやすく書いてますのでぜひぜひご覧ください。

タカリ

自分で言うのはおこがましいこと重々承知ですが、ぶっちゃけ有料級の記事だと自信を持っていますので読んでくれたら嬉しいです。(もちろん無料ですよ♪)

そして、X(旧Twitter)で感想等頂けると泣いて喜びます。

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DQ7における「ラーのかがみ」は他のナンバリングタイトル作品と比較するとかなり異質な存在。

ラストダンジョン「ダークパレス」で入手でき、一応重要アイテム扱いなんですが使い道はモシャスを解除くらいしかなく、クリアするには全く必要のないアイテムなんです。

しかも、ラーのかがみの存在を匂わすセリフ等もこれまで一切ないので、わざわざラストダンジョンにぽつんと置かれていることに歴代のナンバリング作品をプレイした人ほどその違和感は大きかったのではないでしょうか。

まあ、平均クリア時間を余裕で100時間超えるDQ7の数多のイベントには、ラーのかがみさえあればアッサリ解決できてしまうモノが多く、もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな状態になってしまうので当然といえば当然、冷静に考えてチート過ぎるヤバい鏡なんですよね。

全部紹介すると流石に多すぎるので、印象に残った鏡で解決できるイベントをご紹介。

「ウッドパルナ」の「マチルダ」ねえさん、

満月の夜、魔物に変わった子供(「コスタール」)、

タカリ

コスタールのシナリオをざっくりまとめると、

5年前に封印されて以来、生まれた赤ちゃんは最初の満月の夜に魔物と化し、どこかに去っていくという話です、むごすぎる。

魔物と化した「レブレサック」の「神父」、

タカリ

このレブレサックのイベントはDQシリーズ全体から見ても屈指の後味の悪さなので隠れがちですが、村の歴史や大人たちの間違いに気づいた子供たちへの希望もチラリと覗き、逆説的に道理や困難を描き善の価値を浮かばせる…まさにDQ7を体現した秀逸な物語なんです。

神父さんが去った後の教会に残されたメモに記された短い文からは、彼の光る魂は心の奥まで暖かく、慈愛纏う聖人だということがよくわかると思います。

いかなる苦しみの時も
いかなる悲しみの時も
いかなる時も
人を信じ 人を愛せ

でわ、なぜ利用価値がない「ラーのかがみ」をわざわざ「ダークパレス」においたのでしょうか。

1つ目にまず浮かぶのが、上記したイベントを看破されるのを防ぐために、本作のラスボスである「オルゴ・デミーラ」が手元に確保していたという説。(要は制作陣の演出)

彼の慎重かつ用意周到な性格も巧く表現されているので、おそらくこの説が一番スタンダードです。

こんなチート鏡さっさと破壊すればいいのに残していたのは、何か使う予定でもあったのでしょうか。

それとも壊している最中だった?

DQ3リメイク版では「ゾーマ」が「オリハルコン」で鍛え上げられた究極の退魔剣「おうじゃのけん」を破壊するのに3年も掛かったというセリフが追加されていましたが、もしかするとラーのかがみはオリハルコン製またはそれに準ずる物質で創られているのかもしれません。

2つ目は本作のラスボスである「オルゴ・デミーラ」はキーファが絶望の末に変貌した姿という、いわゆる「オルゴ・デミーラ=キーファ説」がらみ。

公式からはなんの明言もされてはいませんが、最終的にラーのかがみをつかってオルゴ・デミーラの正体を暴き親友キーファとの再会、そして最終決戦と、DQ6以上の破格待遇アイテムになる可能性があったかもしれないのはワクワクしますよね。

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まとめ

最後に「ラーのかがみ」をまとめて終わります。

  • 「ラーのかがみ」とは「真実を映し出す」と言われている伝説の鏡
  • (DQ2)犬にされてしまった「ムーンブルクの王女」を元にもどすためのキーアイテムとしてシリーズ初登場
  • (DQ2)当初の予定では「風の塔」の宝箱に入る予定だったが、「ローレシアの王子」「いやーさがしましたよ。」の2人だけでは難しすぎたため毒の沼地送りとなった経緯がある
  • (DQ3)「サマンオサ王」に化けた「ボストロール」の正体を暴くために登場
  • (DQ3)「やまたのおろち」のヒミコへの変身や、「へんげのつえ」で変身した勇者一行などには効力は発揮しない
  • (DQ6)他のシリーズと比較するとキーアイテムとしての重要度は非常に高い
  • (DQ7)ラストダンジョン「ダークパレス」で入手できるが、モシャス解除くらいしか使い道がなく、クリアするには全く必要がないので、他のシリーズと比べてかなり異質な存在
  • (DQ7)公式からは明言されていないが、有名な「オルゴ・デミーラ=キーファ説」にからんでいるのでは?と、DQファンからは囁かれている

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