ドラクエ作品

【ドラクエ】お兄ちゃん大好きなブラコン妹キャラを本気で研究しました。【歴代5選】

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タカリ

こんにちは、タカリです♪

今回はドラクエシリーズに登場する「お兄ちゃんが大好きなブラコン妹キャラ」を特に有名で人気なDQ5「グランバニア王女」、DQ6「ターニア」、DQ7「リーサ・グラン」、DQ8「ゼシカ・アルバート」、DQ11「マヤ」の5人に絞って研究していきます。

ブラコンとはブラザー‐コンプレックス (brother complex)の略で、自分の男兄弟に強い愛着・執着を持つ状態。

このブラコンの定義から分かる通り今回のテーマである妹→兄はもちろんのこと、妹→弟、姉→兄、姉→弟、兄→弟、弟→兄も当然成立します。

ジャンルにもよりますがアニメや漫画などでブラコンと指摘される登場人物は妹→兄(弟)や姉→兄(弟)の相関が多いので女性に対して使われる言葉と勘違いしやすいのですが、兄や弟に対して過度な愛着をもつ人であれば男女の区別なくブラコンと呼ばれるんですね。

逆もまた然りで、シスコン(シスターコンプレックス)は姉や妹に対して過度な愛着を持つ人は男女関係なくシスコンという訳です。

ドラクエで最も有名なシスコンキャラと言えば、やはり6に登場するテリーでしょうか。

彼は青い閃光(笑)やドランゴ引換券などかなりネタにされてしまっていますがドラクエで明確にイケメンであることが判明している結構珍しいキャラで、ゲーム本編の女性たちはおろかリアルの女性たちの心も虜にしている6でも屈指の愛されキャラなんですよね。

個人的にテリー→ミレーユのような弟→姉のシスコン相関はとても好みなのでまた記事に書きますね。

今回の記事は妹→兄の超王道ブラコンがテーマなので混乱することは少ないと思いますが、より理解しやすいように前提をそろえておきました。

それではどうぞ。

【グランバニア王女】リメイク版でお兄ちゃん大好きっ子へと覚醒【DQ5】

この章では「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」に登場するPTメンバーであり、主人公と妻との間に物語中で誕生する双子の子供たちのうち娘ちゃんのブラコンっぷりをご紹介します。

でも、いきなりブラコンの話というのも何なので彼女について軽く説明しますね。

彼女は「エルヘブン」の民の子である父の血と、天空の勇者の末裔たる母の血によって生まれた伝説の勇者の双子の妹にして「グランバニア」の王女なんです。

つまり、この章のテーマである彼女のブラコンが炸裂するのは伝説の勇者で双子の兄へという訳ですね。

主人公と同じく双子の息子と娘には当初公式名称は存在しませんでしたが、PS2版DQ5以降は名前入力時に息子が「レックス」、娘が「タバサ」というデフォルト名が設定されました。(もちろんSFC同様自由に名前を決めることも可能です)

惜しくも2021年7月5日をもってサービスが終了した「ドラゴンクエスト ライバルズ エース」などDQ5以外の公式作品でも「レックス」と「タバサ」が使われているので公式名称として定着しましたね。

自由に名前を決めれる仕様故に娘ちゃんの名前は「小説 ドラゴンクエストV」と「CDシアター ドラゴンクエストV」では「ポピー(ポピレア・エル・シ・グランバニア)」、

「ゲームブック ドラゴンクエストV」では「フィラ」と多くの名前が存在するので人によって思い入れ深い名前が変わるキャラクターでもあるんですね。

個人的にはDQ5で主人公と妻が石像にされてしまっている間の8年間を描いた幸宮チノさんによる漫画「ドラゴンクエスト 天空物語」の双子の妹「ソラ」が特に好きです。(双子の兄は「テン」)

恐らくなんですが、これから紹介する娘ちゃんのブラコンっぷりは↑の「ドラゴンクエスト 天空物語」のソラをかなり意識して設定されていると思っています。

厳密に言うと、「ドラゴンクエスト 天空物語」のソラ+お兄ちゃん大好き要素マシマシといった印象。

前置きが長くなりましたが、この章の本論である娘ちゃんのブラコンっぷりをご紹介しますね。

結論から言うと娘ちゃんはリメイク版で追加された仲間との会話システムによってブラコン妹として華麗に昇華したキャラクターです。

SFC版では当然仲間との会話システムはなく、娘ちゃんが仲間になるのはかなり後半な上にセリフも赤ちゃんの頃の「キャッ キャッ。」と「バブー。」から数えてもたったの21セリフしかないんです。

その数少ないセリフからもめちゃくちゃ良い子だということは伝わってきますが、性格の本質まで見えるかというとやはり不鮮明だというのが本音です。

でも、その分プレイヤーの想像の余地も大きいということですし、強いて言うならビアンカ復帰後に息子ちゃんが母親に泣きついている横で冷静に「お母さんが こんなにきれいな人だったなんて…。お父さんも けっこうすみに おけないわね。」と放たれるセリフからSFC版の娘ちゃんはちょっとおませな女の子というイメージでしたが、みなさんはどう感じましたか?

因みにフローラと結婚、つまりフローラが母親だった場合は「お母さんってお金持ちの おじょうさまだったんですって?そんな人を旅に つれ出しちゃうなんて…お父さんも けっこうすみに おけないわね。」と変化します、細かいですよね。

そのわずか21だったセリフですが、リメイク版ではなんと1045という膨大な量のセリフが追加されました。(地道に数えたので多少のズレはあるかもですが、大体合ってると思います)

↓は最近スマホ版をプレイした時に撮影した写真。

娘ちゃんの名前「ソラ」は「ドラゴンクエスト 天空物語」からです。(もちろん、息子ちゃんの名前は「テン」)

SFC版から比較すると約50倍にまで爆増した娘ちゃんのセリフからは非常に礼儀正しく聡明な性格をベースにお化けや高所が苦手、にんじんやピーマンが嫌い、暑さや騒がしいのが苦手、眠気に弱い、「詩人」の声に頬を染めるロマンチスト、慈愛と純真に満ち満ちているなど若干不鮮明だった性格がはっきりと分かるようになったんです。

では、娘ちゃんのブラコンっぷり全開のセリフをご紹介します。

SFC版では双子の兄だけが伝説の勇者であることについて特別な描写はありませんが、リメイク版では思うところが語られるセリフも幾つか追加されました。

↓は兄が伝説の勇者と判明し、歓喜に湧くテルパドールにて。

双子で生まれてからずっと一緒だった兄が遠くにいってしまうような淋しさと少しのジェラシーが読み取れるとてもかわいいセリフですよね。

同じくテルパドールにいる少女が兄に「お嫁さんになってあげても いいわよ。」と言うと、

妹→兄の王道ブラコンによる超王道のセリフで少女に返します。(強い)

兄が勇者としてのプレッシャーに押しつぶされないかと心配するセリフ。(女神かな?)

お兄ちゃんの専用武具ばかりなので子供らしい本音がポロリ。

こういう子供らしいセリフも絶妙な塩梅で追加されていて、制作陣のドラクエへの愛を心底感じますよね。

最後に再びブラコン妹ソラから伝説の勇者兄テンへの超王道セリフで締めたいと思います。

このセリフは甚だしい破壊力を持っているのでご覧になる際はご注意ください。

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【ターニア】DQでは初の王道妹キャラ??【DQ6】

この章では「ドラゴンクエストVI 幻の大地」に登場する主人公の妹「ターニア」をご紹介します。

ターニアはライフコッドの村で主人公と2人で暮らしている妹です。

年齢については主人公より一つ年下の16歳と表記されている場合がほとんどですが、実は物語最序盤のターニアとランドの会話からまだ誕生日を迎えていないので15歳だということが分かります。

主人公たちの冒険期間は明言されていませんが流石に最低1年は経過していると思うので、おそらくターニアは作中のどこかで16歳になったのでしょう。

非常に細かいのですが、この辺りはターニア検定で基礎中の基礎なのでしっかり頭に入れておいてください。

主人公のことを「お兄ちゃん」や「◯◯兄ちゃん」と呼んで慕ってくれる健気で優しくてかわいい妹キャラクターはドラクエシリーズでは意外にも少ないので彼女に骨抜きにされたプレイヤーも多いのでは?(もちろん私もです)

発売順から考えると前の章でご紹介した「娘ちゃん」の方が先ですが、彼女はリメイク版の会話システムによって王道な妹像へと昇華しているので、DQナンバリング作品としては王道の妹像の具現化、そして理想の妹を完璧に体現したキャクターというのはターニアが初と言っても過言ではないと思います。

一応DQ2に登場する「サマルトリアの王子」の妹である「サマルトリアの王女」も、兄をのんき者と言いつつ心配したり、棺桶状態の兄を連れて行くと「あっ おにいちゃんが しんでる!えーんえーん…。」と言って泣き出したりと結構王道な妹キャラなんですが如何せん容量の問題もあってか会話なども少なすぎるので、王道の妹の具現化&理想の妹を体現したターニアにはあと一歩、いや3歩ほど及ばないと勝手に結論させて頂きました。

ここからはDQ6を未プレイまたクリア済でも「夢の世界」や「現実の世界」についてあまり理解できていない方には???が浮かぶかもしれませんが、出来る限り分かりやすく書いていきますね。

物語が進むにつれ世界は「夢の世界」と「現実の世界」に分かれていて、主人公が物語開始時にターニアと暮らしていたのは「夢の世界」ということが判明します。

「現実の世界」とは文字通り現実の世界で、「夢の世界」とは現実の世界の人々の「夢」および「願い」「想い」「希望」などが具現化された世界のことでゼニス王が治めています。

そして「夢の世界」の主人公とターニアの兄妹関係は、「現実の世界」におけるターニアの「幼い頃に父と母を亡くしたため、お兄ちゃんがほしい」という願いが具現化したものだと明らかになるんです。

厳密に言うと主人公のムドーに敗れ安息の地を求めた願いと幼い頃に病気で亡くした妹への想いが複合された夢なんですが、ややこしくなると思うのでここはスルーしてOK。

「主人公とターニアが夢の世界で兄妹として暮らしているのは彼女の願いが具現化した」

ここだけ押さえておけば全く問題ありません。

つまり、本来の主人公とターニアは血の繋がりどころか義理の兄妹でもなく完全な赤の他人という訳なんですね。

現実世界のターニアは前述したように父と母を亡くし寂しかったので「お兄ちゃんがほしい」と考えるようになっていました。

そこでムドーに敗れて気を失っていた「現実世界の主人公」を家で介抱し、共に過ごす内に実の兄同然に慕うようになっていったんです。

そして、「夢の世界の主人公」は現実世界のライフコッドで本来の自分を取り戻すことになりますが、それはつまり現実世界におけるターニアの大好きな「お兄ちゃん」が居なくなることを意味します。

精神と肉体が融合し本来の自分を取り戻した主人公が「お兄ちゃん」とは別人格になってしまったことに落胆するターニアですが「お兄ちゃん」と融合した主人公をそのいっぱいの未来詰めこみ耀いた瞳に映しながら問いかけます。

地球に生まれてよかったですよね、みなさん。

因みにSFC版のセリフは「あのさ…あなたのこと◯◯にいちゃんって 呼んでもいいかな?」なので↑のリメイク版とは微妙に変わってるんですよね。

まとめると、

SFC版「あの「さ」…あなたのこと◯◯にいちゃんって 呼んでもいいかな?」

リメイク版「あの…あなたのこと◯◯にいちゃんって 呼んでもいいかな?」

SFC版はキャラ崩壊とまではいかないですが、ターニアの言い回しにしては少し違和感があったのでスタッフさんのナイス修正ですね。

てか、「さ」だけでこんな言葉のニュアンスが変わるなんて面白くて美しさを感じると同時に日本語の難しさを痛感しますよね。

まだまだ書きたいことはあるんですが、長くなりすぎると読みづらいと思うのでターニアについてはこの辺りで締めたいと思います。

ターニアだけでも1記事余裕すぎるのでまた書きますね。

では、最後に主人公はレイドック王子だったので身分の差を考え気を遣うターニアですが、この選択肢に「いいえ」と答えると破壊と殺戮の神である「ダークドレアム」ですら瞬殺できそうな威力の言葉が聞けます。

ここで「はい」と答えると・・?

その続きはターニアの記事で詳しく書きますね。

【リーサ】深い闇を持つヤンデレ妹【DQ7】

この章では「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」のPTメンバーである「キーファ・グラン」の妹である「リーサ・グラン」をご紹介します。

リーサは体が弱く内向的な性格なのでいつも自室で過ごしています。

幼い頃に母親を亡くし、父である「バーンズ王」も忙しいため、兄のキーファが親代わりになって面倒を見ていたようです。

その為かお兄さま大好きなのが会話からも全開で伝わってきますね。(後の展開を知った後に改めて会話を聞き返すと若干不穏なオーラを纏ってると気付きます)

リーサは自分とは正反対の前向きで行動力溢れる兄キーファから冒険の話しを聞くのが何よりの楽しみであり心の拠り所にしていました。

キーファは父のバーンズ王から王家、そして王子としての自覚が足りないと冒険には反対されていましたが、リーサはキーファが勝手に城を抜け出したのを内緒にしていたりと良き理解者でもあったんですね。

彼女の言葉の端々からは良くも悪くも非常に兄キーファへの依存度が高いのが分かりますが、ご存知の通りキーファはあるイベント後に永久離脱してしまいます。

キーファには二度と会えないとリーサにはっきり伝えると、今までの幼いながらも王女としての気品とおしとやかさを持ち合わせていたリーサからは想像できない激しく激高したセリフが聞けます。

その後はお兄さまはまた帰って来る…また旅の話を聞かせてくれる…とぶつぶつうわごとのように繰り返しているので彼女がひどくショックを受けていることが痛いほど分かりますね。

実際にリーサの精神に負った傷はかなり深刻だったようで、普段は食事を残さず食べていたのにほとんど手をつけなくなった、いつも泣いていて夜もほとんど寝ていない等というなんとも痛ましい話を城内の人たちから聞けます。

ある程度ストーリーを進めてから会いにいくと酷くやつれて衰弱していて、マリベルも「あれが あのリーサ姫!? 信じられない! あんなにやつれてしまうなんて…!」と驚愕するほどです。

また、メルビン加入後に会いにいくと、新しい仲間が増えてしまったら◯◯たちがお兄さまを忘れてしまうのではないかと不安で素直に喜べないといった旨のセリフが聞けたりと彼女の闇の深さが伺えることから、恐らくリーサ姫は独占型、崇拝型、依存型に加えて若干の妄想型、他者排除型がブレンドされたヤンデレ妹キャラと見て間違いないと思います。

そんなリーサを心配して父であるバーンズ王が彼女と一緒に居る時間を増やしたお陰もあり、少しずつですが心の整理もついていきます。

物語終盤に兄キーファの子孫である「アイラ」を連れていくとお兄ちゃん大好きシックスセンスが発動したのか、ちょっとホラーなセリフが飛び出します。

リーサは兄キーファと同じ匂いをアイラから感じたらしく刹那で慕うようになります。

その後アイラはグランエスタードの近衛兵兼リーサの教育係として召し抱えられ、リーサからは呼び捨てで呼んでとお願いされるなどかなり懐かれている様子。

一見はリーサも明るさを取り戻し落着に感じますが兄への高い依存がアイラに変わっただけにも見えるので、それだけが一抹ではあるけど不安なんですよね。

極論、アイラが兄キーファのように目の前から消えてしまったらリーサはまたひどく悲しみ衰弱してしまうのは必然でしょう。

リーサの選ぶ言葉からは自己肯定感の低さが滲み出ているのは明らかで、それ故に自身とは正反対の兄への崇拝、独占、妄想などから高い依存が生まれてしまったと推察しています。

「一抹」としたのはアイラが側にいるからですね。

ユバールの踊り手の10代目であり剣士としても超一流なアイラは日差しなどが暖かく穏やかにかんじるような落ち着きを持ち、非常に芯も強い女性ですのできっとリーサの自己肯定感も高めてくれ、依存しあうのではなく互いに自立したよい関係を築いてくれると確信しています。

余談ですがリーサ姫が被っている特徴的な三角帽は中世ヨーロッパの上流階級の女性が身に着けていた「エナン帽」がモデルになっていると思われます。

【ゼシカ】一度心開けばドラクエ最高のデレっぷり【DQ8】

この章では名家アルバート家のお嬢様でぼん!きゅっ!ぼーん!な「ゼシカ・アルバート」のブラコンっぷりをご紹介します。

ここではゼシカのブラコンっぷりを中心に紹介するので、もし彼女についてもっと知りたいという方は「【ドラクエ8】名家のお嬢様「ゼシカ」を本気で研究しました。」の記事で本気で書いていますのでよかったら読んでみてください。

ゼシカは「リーザス村」の名家アルバート家の長女で、長男「サーベルト」の妹です。

彼女の性格を端的に表すなら、我が強く勝ち気で一度決めたことは最後までやり通さないと気がすまない性格でお兄ちゃん大好きっ子。

豊満なバストを気にしない露出高めな服装に顔立ちは眉が上がっていることが多いので一見気が強そうですが(まあ、実際強いんですが)、主人公たちと旅に出る以前は意外にも人付き合いが苦手だったようで同居しているメイドたちとは打ち解けられておらず、七賢者「シャマル」の血を引くアルバート家の家訓を重んじる母アローザとも口論が耐えなかったみたいです。

彼女の故郷「リーザス村」の村人からは「兄のサーベルトだけが唯一心を開いていた相手」、「人見知りで性格のきついところもあるが本当は臆病」といった話も聞けるので、ゼシカにとって兄のサーベルトだけが心の支えであり、我が強く勝ち気な態度は臆病で内向的な本質を必死で隠しているとも取れるんですね。

これらを総合して分析するとゼシカは心を開くまでに非常に時間はかかるけど、一度オープンハートした相手にはデレッデレになるとみて間違いないかと思います。

そんな唯一の心の支えになっていた兄サーベルトは七賢者シャマルの力を継いでいるので「ドルマゲス」によって殺害されてしまいます。

サーベルトの初登場シーンはセピア色になっているので分かりづらいですがゼシカ同様茶髪、そして爽やかイケメン。

そして、リーザス像の前に現れた主人公たちを兄サーベルト殺しの強盗と決めつけ、メラを3発も撃ってくる鮮烈な初対面へと繋がります。

一般的にはこのゼシカの印象が強いと思うので、実は人見知りで内向的だとはやはり想像に結びつきにくいですよね。

でも、実は↑の初登場シーン前でゼシカが自分の部屋に書き残した手紙を読むことができるのですが、そこには自分の命を賭してでも必ず兄サーベルトの仇を討つという強い想いが綴らているんです。

剣の才に愛され誰よりも強かった兄が敗れたとなると相手は相当な手練れだということは想像に容易い故の覚悟の遺書からはゼシカの兄サーベルトへの深い想いが伝わってきますよね。

サーベルトがリーザス像を媒介にして自身の死の真相と妹ゼシカに「自分の信じた道を進め」と伝え成仏し、ゼシカはその兄の最後の言葉を胸に母アローザに絶縁される形で大好きだった兄の敵討ちのため主人公たちと旅立つという訳です。

ところで、DQ8の3DS版でゼシカとの結婚イベントが追加され全国のゼシカファンが歓喜しましたよね。

この結婚イベントに対しては「唐突すぎる!」「後付けだ!」という声も結構みかけますが、ゼシカは元々PS2版の頃から兄サーバルトに容姿はおろか真面目で誠実な性格も似ている主人公に対して好意を持っている描写も幾つかありますし、

更に3DS版では「リブアーチ」でのあるイベントでゼシカが夢から覚めたとき、側で付き添っていた主人公の姿を兄サーベルトと重ね合わせる演出が追加されているので私は違和感は感じませんでした。(制作陣のセンスに脱帽)

この追加シーンに一瞬で気づけた人は相当なDQ8好き…いや、ゼシカ好きです。

もちろんゼシカは兄の面影を重ねつつも主人公自身を好きなったのは重々承知なんですが、

個人的に兄サーベルトと妹ゼシカの禁断純愛物語はとても興味があるのでスクエニさん是非お願いします(絶対無理)

【マヤ】夢は兄貴と一緒に世界中のお宝を探すコト!【DQ11】

この章では「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」のPTメンバー「カミュ」の妹である「マヤ」をご紹介します。

本名・マヤ

職業・元バイキングの手下

出身・正確な生まれは不明。幼少期、クレイモラン地方のはずれで、バイキングに拾われた

身長・143cmくらい

体重・37kgくらい

好きな食べ物・カミュが作った肉と魚の煮込み料理

大切なアイテム・毎日みがいているコイン

好みのタイプ・「……はぁ? 恋愛? そんなの金にもならないしキョーミないっての!」

座右の銘・金で買えないものもあるけど、たいていのものは金で買える!

CV・水瀬いのり

マヤは兄カミュと同じ青髪のポニーテールで勝ち気で小生意気な少女で、服装は寒冷地の「クレイモラン地方」で生活しているのにホットパンツのへそ出し、一人称は「おれ」のいわゆるオレっ娘。

バイキングに兄妹で拾われ、男だらけの環境で育ったので口が悪いけどお兄ちゃんのことは大好きで、自身の誕生日に兄カミュがプレゼントしてくれた「海賊王の首飾り」をショボい首飾りと悪態を吐きながらもとても嬉しそうにしているので典型的で分かりやすいツンデレなブラコン妹と見てまず間違いないと思います。

その海賊王の首飾りは身につけた人間に触れたものを黄金に変える力があり、マヤはその力に舞い上がり周りのものを次々黄金に変えてゆきとうとう生きた鳥まで黄金に変えてしまったので兄カミュにマジギレされ、彼の説得により反省したマヤは首飾りを外して一件落着とは当然ならず、首飾りには触れたものを黄金に変える力があると同時に外すことができなくなり最終的には付けた者を黄金にしてしまうという恐ろしい呪いが宿っていたんです。

マヤはカミュのことを普段「兄貴」と呼んでいますが、カミュに聞こえない時や↓のように咄嗟の時は「お兄ちゃん」と呼びます。

このギャップは非常にポイントが高いですね。

因みにここのエピソードの元ネタはギリシャ神話を元にした「きんの すきな おうさま」という童話だと思います。

その後黄金と化したマヤは「魔王ウルノーガ」に負の感情を利用され「イエローオーブ」の力を与えられ六軍王のひとりとして蘇り、欲くの赴くままに自分をこき使っていたバイキングたちを黄金兵に変えて下僕としたり、クレイモランに「黄金病」を流行らせるなどやりたい放題します。

↑は「へんじがない。ただの しかばね のようだ。」の派生タイプですね。

もうちょっと言うと「返事が ない…。ただの 石像のようだ。」の派生でもありますね。

暴走したマヤを止めるために黄金城を訪れた兄に積年の怒りと恨みをぶつけ、首飾りの力を全開して「鉄鬼軍王キラゴルド」と化し襲いかかってきます。

この時のマヤの「クソ兄貴」、「ペットにして 死にたくなるほど かわいがってやろうと思ったのに…。」などの妹からの凄まじい罵倒は好きな人にはご褒美以外のなにものでもないですよね。

そして、華奢な少女であるマヤが厳つい金ピカの化け物に変貌するのでこちらも一部の方には絶大な人気を誇っていると聞きます。

この風貌で「超うざい」は緊張と緩和に少々のシュールが合わさって可愛く感じました。

余談ですが「うざい」とは「うざったい」の省略形で、昭和40年代後半から東京の若者言葉となり、その後全国に広がったみたいです、結構前から在ったんですね。

戦闘後は黄金化の力を暴走させたキラゴルド(マヤ)は兄カミュによって助けられもとの人間の姿に戻ることができました。

その後のマヤは深く反省し、兄貴に嫌われたかもと落ち込んでいましたが兄貴カミュのナイスな機転もあり元のツンデレのツンはもちろんデレも大きくパワーアップ。

今後の夢は「兄貴と一緒に世界中のお宝を探す旅に出る」らしいです。

てか、カミュも「メダル女学園」に通う妹マヤの制服姿を想像して、主人公に対して「むっなんだよそのカオは。俺が兄バカだっていいたいのか?」とブチ切れてきたりとかなりのシスコンなのでとてもお似合いのカップルだと思います。(?)

タカリ

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