こんにちは、タカリです。
今回は「ティファ・ロックハート」(以下、ティファ)を本気で研究していきますね。

ティファは「クラウド」の幼なじみで「エアリス」と並ぶヒロインのひとりです。
ミニスカにへそ出しタンクトップで活発的に映るティファですが、実はまわりを気づかう一方で自分の想いは表に出さず悩みも内に抱え込んでしまい、恋愛に関しても臆病かつ慎重。

出典:ファイナルファンタジーVII
一見清楚でおしとやかだけど、積極的にグイグイくるエアリスとは好対照なヒロインとして描かれています。

出典:ファイナルファンタジーVII
クラウドの過去を正確に知る、ただひとりの人物であるティファ。
彼女はなぜ固く口を閉ざし、何におびえ、何を恐れているのでしょうか。
強さと優しさが同居するティファの深淵にまで向き合うことによって、「ファイナルファンタジーVII」(以下、FF7)における、最大の“謎”は解き明かされていきます。
それでは、どうぞお楽しみください♪
ティファ・ロックハート
こちらの章では、「ティファ」のプロフィールを中心に詳しくご紹介していきます。

出典:ファイナルファンタジーVII
データは主に編集プロダクション「スタジオベントスタッフ」著作による公式攻略本「ファイルファンタジーVII 解体真書 ザ・コンプリート(改訂版)」と、

出典:ファイナルファンタジーVII 解体真書 ザ・コンプリート(改訂版)
\登場キャラクターの独白を借りた記述は必読!/
同じくスタジオベントスタッフ著作の「ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ」から引用&参考にさせてもらっています。

出典:ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ
「ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ」は、FF7の各場面に散りばめられた数多くの伏線や謎を読み解きながら、その壮大な物語を振り返る研究解析本です。
開発秘話や未公開の設定資料がこれでもかというほど詰め込まれており、さらに、スタジオベントスタッフの創立メンバーでありゲームライター・作家としても知られるベニー松山さんが執筆した、エアリス視点の小説「星を巡る乙女」も収録されています。
全592ページ・オールカラーという豪華仕様で、FF7ファンなら必読の一冊となっているので、まだ未読の方は、ぜひ手に取ってみてください。

出典:ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ P576(小説「星を巡る乙女」文/ベニー松山)
\私は電子版を買いました♪/
ちなみになんですが、「ウェポンスクェア5番勝負」の記事を担当されたのは、やり込み界隈では神様と言われている木村昌弘さんです。

出典:ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ P394(ウェポンスクェア5番勝負 文/木村昌弘)
2000年~2003年頃、木村さんは自身のサイト「解体深書」(現在は閉鎖)で、さまざまなやり込みプレイの攻略レポートを公開されていました。
当時、たまたまそのサイトを見つけた私は、「FF8 ジャンクションなしクリア」「FF9 低レベルクリア」「FF10 スフィア盤なしクリア」など、常識では考えられないプレイの詳細すぎる攻略レポートに度肝を抜かれ、夢中になって読みふけったのをよく憶えています。
プロフィール

本名・ティファ・ロックハート
年齢・20歳
身長・167cm
血液型・B型
誕生日・5月3日
出身地・ニブルヘイム
使用武器・グローブ
一人称・「私」
CV・伊藤歩(FF7派生作品以降の専属)、浅田葉子(エアガイツアーケード版)、皆口裕子(エアガイツPS版)
露出度が高すぎる
ティファは、ミニスカートにへそ出しのタンクトップという、露出度の高い服装が印象的です。
ひざまで届く美しい漆黒のロングヘアに、モノトーンで統一されたシンプルな装い。
この飾り気のない服装が、かえって彼女の抜群のプロポーションを際立てるという、極上の皮肉が成立しています。
格闘家(ザンガン流格闘術)であるティファは、スラリと伸びた足で蹴りつけたり、相手を抱えて投げたりと全身を使って戦うので、その高い露出は動きやすさ優先による副産物であり、ファンとってはまさにファイナルヘブン。

出典:ファイナルファンタジーVII
超ミニスカートの秘話
目のやり場に困るほど大胆な超ミニスカート姿のティファですが、実は当初、ミニスカート案とスパッツ案のどちらにするかで、キャラクターデザイン担当の野村哲也さんも悩んでいました。

出典:ファイナルファンタジーVII
最終的には、スタッフ内で意見を募ったところ、圧倒的にミニスカートの支持が高く、それを受けて現在のデザインに決定したと、「ファイナルファンタジーVII 解体真書」のインタビューで語られています。
野村哲也「ティファには、ミニスカートのバージョンと、スパッツをはいたバージョンの2種類があったんです。どちらにしようか悩んでいたんですが、スタッフの人たちに聞いてまわったら、ミニスカートがいい!という声が圧倒的に多くて、いまのティファに落ち着きました。」
出典:ファイナルファンタジーVII 解体真書 P13(野村哲也 インタビュー)
\登場キャラクターの独白を借りた記述は必読!/

出典:ファイナルファンタジーVII
スタッフさんたち、そして野村哲也さんには心より感謝申し上げます。
「・・・すりつぶすわよ」

出典:ファイナルファンタジーVII

この手ですりつぶすのでしょうか?(心より感謝申し上げます)
ティファの初期設定
ティファの初期設定や、ボツになってしまったシナリオをご紹介します。
クラウドによってつけられた傷が背中に?

出典:ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ P518~519(初期設定資料FILE)
基本的な設定はほぼ変わりませんが、クラウドによって背中に大きな傷を負い、そのときのショックで前後の記憶を失ってしまうという、ボツシナリオがとても気になります。
開発初期のクラウドには、

この腕輪によって左腕が封印されている「魔剣士(バーサーカー)」で、精神世界から脱出した時にはじめて封印が解け、両腕が使えるようになりパワーアップするという初期設定が存在したので、その辺りと絡んで来そうなボツシナリオですね。

出典:ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ P518(初期設定資料FILE)
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B:92 W:60 H:88??

出典:ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ P533(設定原画ギャラリー)
こちらは、キャラクターデザインを担当された野村哲也さんが、FF7開発時に描かれたティファの全身画です。
現在のティファのデザインとほぼ同じですよね。
強いて言うなら、手の甲に装着されているマテリアの数が1個多いくらいでしょうか。

注目してほしいのは右下の野村哲也さん直筆のメモです。

出典:ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ P533(設定原画ギャラリー)
少し分かりづらいですが身長、スリーサイズと思われる数字が書かれています。
仮にそうだとしたら、身長は165cmでスリーサイズは、B:92 W:60 H:88のぼんっきゅっぼーんですね。

出典:ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君

出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁

出典:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
上記の数字はFF7開発時の初期案なので、公式設定ではありません。(身長も公式では167cm)
ですが、ゲーム本編内でもユフィから「オッパイ女」と言われていますし、十二分に説得力のある数字だと思います。

出典:ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ P184(セリフのバリエーションCHECK!!)
ちなみに、このユフィの「オッパイ女」はティファがリーダーになる期間でしか聞けない超レア台詞なんです。(ティファのリーダー期間は、シドと比べると圧倒的に短い)

出典:ファイナルファンタジーVII
ティファの行動観察記録
ニブルヘイムにて生まれ育ったクラウドの幼なじみで、彼の過去を正確に知るただひとりの人物であるティファ。
彼女はなぜ固く口を閉ざし、何に不安を抱き、何を恐れているのか?

出典:ファイナルファンタジーVII
強さと優しさが同居する「ティファ・ロックハート」という魅力溢れるヒロインの深淵にまで向き合うことによって、FF7における最大の“謎”は解き明かされていきます。
分かりやすくお伝えするために、年表形式で整理しつつ、重要なポイントについては順を追って解説していきますね。
【ゲーム本編開始前】
・【20年前】(0歳)ニブルヘイムでティファ誕生

出典:ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ P275(ニブルヘイム)
・【12年前】(8歳)死んだ母に会おうとしてニブル山を登る途中、つり橋から転落。重傷を負い、7日ものあいだ生死の淵をさまよう

出典:ファイナルファンタジーVII

出典:ファイナルファンタジーVII
当時のティファは、クラウドと特に親しいわけではなく、彼がニブル山に一緒に来ていたことにも気づいていませんでした。
もし、この記憶が残っていたら竜巻の迷宮(北の大空洞)で、セフィロスに追いつめられたときもクラウドを信じることができ、彼を精神崩壊に追いやらずにすんだのかもしれません。
クラウド『たしかに俺は自分自身がわからなくなることがある・・記憶だってあやふやな部分がたくさんあるんだ・・』

出典:ファイナルファンタジーVII

出典:ファイナルファンタジーVII

出典:ファイナルファンタジーVII
・【7年前】(13歳)クラウドに呼び出されて給水塔へ。ソルジャーになるため村を出ようとする彼に、「ピンチになったら助けにくる」と約束させる
ティファ『あのね、クラウドが有名になってその時、私が困ってたら・・』

出典:ファイナルファンタジーVII
クラウドが前からティファに好意を抱いていたのに対し、ティファは特にクラウドと親しい仲でもなかったので、意識すらしていませんでした。
そのため、ライフストリームのイベントでは、クラウドに突然給水塔に呼び出されたことを「驚いた」と語っています。

出典:ファイナルファンタジーVII
この、ライフストリームのイベントはかなり終盤のイベントで、給水塔での約束イベントの初出はアバランチのアジトであるセブンスヘブンという最序盤なので、プレイヤーにとってはかなりのタイムラグ。

出典:ファイナルファンタジーVII
しかも、給水塔でひとり待つクラウドへの第一声が、

出典:ファイナルファンタジーVII
です。(かわいい)
そうした親密そうなやり取りや、「ピンチになったら助けに来る」という約束も相まって、クラウドとティファは昔から仲の良い幼なじみだった――と、プレイヤーは巧妙なミスリードによって自然にそう思い込まされてしまいます。
それにしても、好きどころか意識すらしていなかった男の子との会話にはとても見えないほどの親しげなやり取りで、ティファはなかなかの“魔性”ですよね。
流石にやりすぎだと判断されたのか、リメイク版のティファは若干控えめになりました。(かわいい)

出典:FINAL FANTASY VII REMAKE
\新規エピソードが追加された、FF7リメイクの完全版!!/
給水塔での約束をきっかけに、ティファはクラウドのことを意識するようになり、彼がソルジャーになるためにニブルヘイムを出て行ってからも、ずっと気にしていたという話が、ライフストリームの中で明かされます。

出典:ファイナルファンタジーVII
・【5年前】(15歳)神羅のソルジャーの来訪を知りクラウドとの再会を期待するが、会えずに落胆。地元のガイドとして、セフィロス、ザックス、そして兵士ふたりをニブル魔晄炉へ案内する

出典:ファイナルファンタジーVII
実際には神羅兵としてのクラウドには会っていますが、「ソルジャーになる」という誓いを果たせなかった恥ずかしさから、クラウドは兵士のヘルメットをかぶって正体を隠していたため、ティファは気づきませんでした。
ちなみに、カームでの回想は幻想(偽り)のクラウドが自身に都合の良いように書き換えているので、村の入口にはティファは登場していません。(もちろん、ザックスも)

出典:ファイナルファンタジーVII
ライフストリームでの回想(真実)では、セフィロス一行がニブルヘイムに到着したとき、ティファがきょろきょろとクラウドを捜す仕草が見られます。(真実なのでザックスも居ます)

出典:ファイナルファンタジーVII
偽りと真実の回想?クラウドが都合の良いように書き換えた??なんのこっちゃと混乱してしまう方は、「【FF7】クラウドを本気で研究しました。」の記事に詳しく書いているのでよかったら読んでみてください。
・【5年前】(15歳)村を焼き払い父を殺したセフィロスを追って魔晄炉の奥へ向かい、仇を討とうして返り討ちに。重傷を負って倒れていたところを師匠ザンガンに救出され、ミッドガルの医師に命を救われる
ティファ『セフィロス・・ソルジャー・・魔晄炉・・神羅・・

出典:ファイナルファンタジーVII
セフィロスに大切なものを根こそぎ奪われたティファ。
この憎しみから、反神羅活動(アバランチ)への参加へと至ります。

出典:ファイナルファンタジーVII
重傷を負って倒れていたティファは、格闘術の師匠であるザンガンに救出され、ミッドガルの医師によって命を取りとめました。

出典:ファイナルファンタジーVII
これで、ニブルヘイム壊滅後にクラウドを含む住人たちが宝条の命令でセフィロス・コピーの実験台にされた中、どうしてティファだけ助かっていたのかという疑問も、スッキリ解けましたね。
【ゲーム本編開始直前】
・ミッドガル七番街スラム駅にて駅員に介抱されているクラウドを発見。再会を喜びつつも、その言動の端々に不可解なもの感じ、そばで見守っていこうと考えて彼をアバランチに誘う

出典:ファイナルファンタジーVII
この時点でのティファは、5年前のニブルヘイムでクラウドに会っていたとは思っておらず、「7年ぶりの再会」だと信じていました。
しかし実際には、セフィロス・コピー計画によってクラウドに埋め込まれたジェノバ細胞が、ティファの記憶を読み取り、それをもとに“偽りのクラウド”を創り出していたのです。
クラウド自身もそのことを自覚しておらず、無意識のうちにその人格を演じていたため、彼の言動には支離滅裂な部分がありました。

出典:ファイナルファンタジーVII
ティファもその違和感に気づいてはいたものの、真実を確かめればクラウドが壊れてしまうのではないかという不安から、疑念を抱えながらも心の中に押し殺していたのです。
この時のクラウドとティファの会話を、意訳してみました。
クラウド『久しぶりだなティファ、5年ぶりか?俺は誓い通りソルジャーになったし、その最上級クラスの1stまで上り詰めたけど、ニブルヘイム事件をきっかけに辞めたよ。今はその経験と人脈を活かして何でも屋をやってる。ま、そこそこの高給取りだ』
ティファ『(えぇ・・(困惑)あなた5年前にいなかったでしょ・・でも、妙に詳しく知ってるし、立ち振る舞いもなんか無理してるというか、それが逆に幼く見える・・色々聞いて確かめたいけど、クラウドがどこか遠くへいっちゃいそうで怖いから、アバランチに誘って様子を見守ろっと)』

出典:ファイナルファンタジーVII
【ゲーム本編開始後】
・セブスンスヘブンで店番しつつ待機。壱番魔晄炉を爆破して帰ってきた仲間を迎え、立ち去りかけるクラウドを、7年前の約束を理由にひきとめる

出典:ファイナルファンタジーVII
クラウドが消えてしまうのではないかという不安を、常に抱えていたティファ。
そのため、立ち去ろうとする彼を何とか引き止めようとする、必死な様子がひしひしと伝わってきます。
わざわざ自分で「かわいい幼なじみ」などと引っかかるような言い方をするのも、クラウドの注意を引きたかったのでしょうね。(実際かわいい)
ここでクラウドはティファと給水塔で交わした約束を思い出し、アバランチの次のミッションにも参加します。

出典:ファイナルファンタジーVII
・伍番魔晄炉を爆破するが神羅のワナにハマり、かろうじて脱出するもクラウドと離ればなれに

出典:ファイナルファンタジーVII
「話したいたくさんのこと」とは、再会時から怖くて口に出せずにいた数々の疑問、そして自身の胸に確かに在るクラウドへの想いでしょうか。
・コルネオの館でクラウド、エアリスと合流。3人で強力してコルネオの口を割らせ、神羅が七番街プレートの落下を計画中と知る

出典:ファイナルファンタジーVII
尋ねられる前に自分からクラウドとの関係を否定しているのが、かえって内心の強い動揺を感じます。

出典:ファイナルファンタジーVII
六番街みどり公園でクラウドとエアリスがいい感じになっているのを見て、みずから身を引こうとしたのでしょうか。
ここでも、グイグイ距離を縮めてくるエアリスと、自分の気持ちをうまく出せずに抱え込んでしまうティファとの対比が絶妙ですよね。
・エアリス救出のため神羅ビルに突入し救出するも、脱出の途中でつかまり独房へ入れられる

出典:ファイナルファンタジーVII

出典:ファイナルファンタジーVII

出典:ファイナルファンタジーVII

出典:ファイナルファンタジーVII
クラウドが「デート1回」でボディガードの依頼を引き受けたことを知ったティファが、珍しく見せるジェラシーという名の本音。
一見すると少しトゲのある発言にも思えますが、ティファはそれ以上詮索することなく、すぐに空気を読んで話題を変えてくれるのでご安心を。
とはいえ、その場にいたクラウドは、さぞかし気まずかったことでしょうね。
エアリスとティファのやり取りの最中、無言でピクリとも動かないクラウドの姿は、ちょっとシュール。
・カームにてクラウドの過去の話を、内心の疑問を抑えつつ聞く
本来は立ち会っていなかったはずの出来事について説明し、実際には別人(ザックス)の行動を、まるで自分が体験したかのように語るクラウド。
その姿を見て、ティファの中にあった違和感はさらに強まります。
しかし、それ以上に彼を失ってしまうかもしれないという強い不安に押しつぶされ、結局何も言うことができませんでした。

出典:ファイナルファンタジーVII
この時のティファは、やけに無言が多いです。
初見時のプレイヤーには、「故郷のニブルヘイムのことでも思い出しているのかな?」くらいにしか映らず、違和感を覚えた人は少ないかもしれません。
しかし、物語をクリアした後に改めて見ると、そのシーンの印象は大きく変わって感じられますよね。
よく見ると分かる髪を頻繁に触っている仕草も、不安で落ちつかない心理を巧みに描写しています。

出典:ファイナルファンタジーVII
・ゴンガガでザックスの両親から話を聞き動揺する

出典:ファイナルファンタジーVII
5年前、ソルジャーとしてニブルヘイムを訪れたザックスのことをティファは当然覚えているため、クラウドの不思議な言動の謎を解く鍵がザックスにあることを、この時点で薄々察していたのでしょうね。

出典:ファイナルファンタジーVII
なみに、FF7インターナショナル版で追加された4枚目のデータディスクでは、ザックスの実家を訪ねることで、彼が6〜7年前に両親に宛てた手紙を読むことができます。

出典:ファイナルファンタジーVII
追伸のガールフレンドとは、もちろんエアリスのこと。

出典:ファイナルファンタジーVII
エアリスについては、こちらの記事で本気で綴っていますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです♪
・コスモキャニオンで、ブーゲンハーゲンたちから星命学の話を聞く
ティファ『あのねえ、クラウド。5年前・・ううん。やっぱりやめる。聞くのが・・怖い』

出典:ファイナルファンタジーVII
周囲がそれぞれ心を打ち明けていくなか、ティファも5年前についてクラウドに確かめようとしますが、ティファの心はまだロックハートのまま。
・セフィロスと決着をつけるため竜巻の迷宮(北の大空洞)へ行き、セフィロスの言葉に動揺。クラウドが自我を失い、道中で取り戻した黒マテリアをセフィロスに手渡すのを何もできず見守る。直後、ルーファウスらと共に脱出するが途中で気を失う

出典:ファイナルファンタジーVII
自分という存在に自信が持てないクラウドにとって、その過去を知るティファは幼なじみとして過去を共有し、存在を証明してくれる唯一無二な心の支えになっていました。
しかし、5年前の状況が、クラウドが語ったことではなく、セフィロスが見せた幻の光景の方が真実だと知るティファは、セフィロスの言葉を否定しきれません。

出典:ファイナルファンタジーVII
そんなティファの消極的な態度は、結果的にクラウドの自我崩壊、メテオ発動という最悪の事態を招いてしまうんです。

出典:ファイナルファンタジーVII
・意識不明のまま、神羅ジェノン支社でバレットと共に捕らわれの身に。7日ぶりに目覚め、処刑されかけるもなんとか脱出し、ハイウインドに救出される。

出典:ファイナルファンタジーVII

出典:ファイナルファンタジーVII
退屈そうに手を後ろで組み、左足の後ろで右足をトントンと足場に打ちつけながら、そっぽを向いて話を聞き流すティファの態度に、
パンッッ!!
スカーレット『最後までなまいきね!』

出典:ファイナルファンタジーVII
ティファは、ガス室の椅子に縛りつけられた際にスカーレットから1発ビンタを食らっており、そしてこの2発目のビンタでついに堪忍袋の緒が切れます。
個人的にも大好きな、ティファVSスカーレットのビンタ合戦が、まさに烈火のごとく開戦。
ティファ『さっきからパンパンいたいのよ!この年増女!!!!』

出典:ファイナルファンタジーVII
・ハイウインド上で仲間と再会するが、クラウドがいないことに落ちこみ、彼を捜し出そうと決意
ティファ『・・クラウドがいれば全部解決するような気がする。クラウドがね・・いつもそうしていたみたいにちょっと気取ったポーズで言ってくれるの』

出典:ファイナルファンタジーVII
ティファにとってクラウドがどれほど大切な存在なのか――その気持ちを心の奥にしまい込み、恐れから目を背けていた彼への特別な想いに、ついにはっきりと気付いた瞬間。
以降のティファは口調が女性らしくなり、想っていることを隠さず表に出すようになっていきます。
・ミディールで地割れに落ち、クラウドと一緒にライフストリームのなかへ。クラウドとともに過去をたどって真実を見つけ、パーティーに復帰
ティファとクラウドが、目を背け逃げてきた過去と向き合いながら、ついに真実へとたどり着く、FF7でも屈指の感動イベントですよね。

出典:ファイナルファンタジーVII

出典:ファイナルファンタジーVII
ティファ『・・来てくれたのね。約束、守ってくれたのね』

出典:ファイナルファンタジーVII
ティファが重傷を負った後ではありましたが、クラウドが7年前、給水塔で交わした約束どおりに助けに駆けつけていたという真実を知り、ティファの“ロックハート”は完全に“オープンハート”へと変わったのです。
ティファ『人間て、自分のなかになんてたくさんのものをしまってるんだろう・・』

出典:ファイナルファンタジーVII
クラウドの胸の奥底には、誰にも気づかれない秘めた想いがありました。
思い出を大切にしていたはずの自分でさえ、多くのことを忘れてしまっている——。
本当のクラウドを探す過程で、人間の心の複雑さを思い知らされながらも、恐れを乗り越え、自分自身の心と向き合ったティファの素直な感情が、ひしひしと伝わってきますよね。
・忘らるる都へ行き、ホーリーがすでに発動していたことを知る

出典:ファイナルファンタジーVII
祭壇に祈りを捧げながら、エアリスは何を想っていたのでしょうか。
クラウドは「命を捨てて星を救おうとした」と考えますが、ティファはそれに異を唱えます。
誰よりも「明日」や「未来」について語り、楽しみにしていたエアリスだからこそ、
きっと帰ってくるつもりだったはずだと。

出典:ファイナルファンタジーVII
エアリスをよく見て、心から理解していたティファだからこそ出てきた言葉ですよね。
私もこの意見に深く共感します。
結果的に命を賭すことになってしまったとはいえ、エアリス自身には「死ぬつもり」なんてこれっぽっちもなかった。
むしろ、誰よりも遠い未来を、まっすぐに見据えていたのだと、私は強く信じています。
みなさんは、どう感じましたか?

出典:ファイナルファンタジーVII

出典:ファイナルファンタジーVII
・クラウドの提案で一時解散することになるが、飛空艇に残り、クラウドと想いを通わせる。翌朝、もどってきた仲間と共に北の大空洞へ発つ
ふたりきりになり、言葉を探しあぐねるクラウドに対し、ティファは心を完全に開いた“オープンハート”の状態で向き合います。

出典:ファイナルファンタジーVII

出典:ファイナルファンタジーVII
実はこのセリフは、ティファのクラウドに対する好感度が高くないと聞くことができません。
好感度が低い場合、ふたりの会話はあっさりとしたものになってしまいます。

出典:ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ P201(セリフのバリエーションCHECK!!)
このシーンを初めて見たときの私は、二人が特別な夜を過ごしたことなどまったく気づかない、ウブな子どもでした。

出典:ファイナルファンタジーVII
特にここの、「お、おはよう」と少し詰まるところが非常にリアルで、情景も鮮明に浮かぶ秀逸すぎる台詞回しだと思います。(好感度が低い場合は詰まらない)
・最終決戦へ
セフィロスとの決着後、崩壊が始まる大空洞の最深部の穴から、クラウドとふたりで脱出をはかるティファ。
クラウド『わかったような気がする、星からの答え・・約束の地・・そこで会えると思うんだ』
ティファは、優しく微笑みます。

出典:ファイナルファンタジーVII

出典:ファイナルファンタジーVII
会いに行く相手は、もちろんエアリスですよね。
まとめ
最後に「ティファ」をまとめて終わります。
- ティファは露出度が高すぎる
- 表面上は明るく活発だが、まわりを気づかう一方で自分の想いは出さず、悩みも内に抱え込んでしまいがち
- 開発初期のキャラクターデザインにはミスカートver.と、スパッツver.の2種類あった
- 「・・・すりつぶすわよ」
- クラウドによってつけられた傷が背中にあり、その傷をうけたときのショックで前後の記憶が失われているという、ボツシナリオがあった
- B:92 W:60 H:88??
- ティファとクラウドは子供の頃、特に親しい仲ではなかった
- たまに可愛い嫉妬をチラリとのぞかせる
- さっきからパンパンいたいのよ!この年増女!!!!

出典:ファイナルファンタジーVII
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