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【FF7】セフィロスを本気で研究しました。

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タカリ

こんにちは、タカリです。

今回は「セフィロス」を本気で研究していきます。

セフィロスはFF7のラスボスで主人公クラウドの宿敵であり、その茫漠とした存在感と圧倒的なカリスマ性を併せ持つ大人気キャラですよね

日本はもちろん、海外からの人気も凄まじく「ギネス・ワールド・レコード」の「ビデオゲーム史に名を残す悪役トップ50」において、堂々の第6位にランクインする程です。(因みに第1位は「スーパーマリオブラザーズ」の「クッパ」)

かつては神羅カンパニーの有する私設軍隊のエリート兵「ソルジャー」の最高位であるクラス1stの中でも比類なき力を誇り、英雄的存在だったセフィロスがなぜ悪魔の如く豹変し星の全ての生命を手に入れ「神」として生まれ変わろうとしたのか?

この記事では、セフィロスの生い立ちを軸に「セフィロスの意志」「ジェノバの意志」「星の意志」、そして「エアリスの遺志」を交えながら英雄セフィロスの実像と虚像に煎じ詰めて迫りたいと思います。

それではどうぞ♪

英雄セフィロスに迫る

この章ではセフィロスのプロフィールを中心に詳しく紹介していきます。

データは主に編集プロダクション「スタジオベントスタッフ」著作による公式攻略本「ファイルファンタジーVII 解体真書 ザ・コンプリート(改訂版)」と、

\FF7の攻略本といえばコレ!/

同じくスタジオベントスタッフ著作の「ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ」から引用&参考にさせてもらっています。

「ファイナルファンタジーVII アルティマニア オメガ」はFF7の各場面にちりばめられた多くの伏線と謎を解き明かしながらその壮大な物語を振り返る研究解析本。

開発秘話や未公開の設定資料が極限まで詰め込まれていますし、スタジオベントスタッフ創立メンバーのひとりであり、ゲームライター・作家の「ベニー松山」さんが執筆されたエアリス視点の小説「星を巡る乙女」も収録されているのでFF7ファンにとっては必読の592ページ(オールカラー)になっています。

もちろん、セフィロスの情報もたくさん載っているのでまだ未読の方はぜひ。

タカリ

因みに私は電子書籍派なのでKindle版を購入しました

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紙版が良いという方は「Kindle版」から「ムック本」に切り替えてください。

無料サンプルも数ページ読めますよ。

本名・セフィロス(Sephiroth)

年齢・?

身長・?

血液型・?

誕生日・?

出身地・ニブルヘイム

使用武器・刀

一人称・「オレ」→「私」

CV・森川智之(AC以降)、梅原裕一郎(FF7EC少年セフィロス)、三木眞一郎(エアガイツ)

ユダヤ教の神秘思想であるカバラでは神による天地創造の象徴を10の円と22の直線で図式化したものを「セフィロト」(神性の流出)と呼び、それが由来となっています。

↑はギカティラ著 リキウス訳書に描かれたセフィロトですが、ああ!見たことある!という方も多いのでは。

FF7とは関係ないですが、セフィロト自体をモデルにした「セフィロトモン」という「デジタルモンスター」通称「デジモン」が居ます。(私はTVアニメ「デジモンフロンティア」で知りました、不気味で苦手だった)

神羅カンパニーの有する私設軍隊のエリート兵「ソルジャー」には「魔晄(ライフストリーム)」を浴びた証である青の瞳が特徴のひとつとしてあります。

しかし、セフィロスの瞳は青ではなく緑です。

これはセフィロスとエアリスは異母兄妹という没設定の名残で、

二人の特徴的な触角ヘアもそれに付随しているのは有名ですよね。

あと、これは公式からは名言されてはいませんが、セフィロスは「ジェノバ・プロジェクト」によって淡い緑色をしている魔晄(ライフストリーム)を胎児期から浴び続けているという設定なので、それを考慮してキャラクターデザインの野村哲也さんは瞳を緑にしたのではないかと考察しています。

つまり、魔晄(ライフストリーム)に侵されている時間が長いほど瞳の色は緑に近くなり且つ能力も高くなる?

そのどちらもセフィロスは大いに該当しているので信憑性は高いと思いますがどうでしょうか。

セフィロスの行動観察記録

この章ではFF7のラスボスで主人公クラウドの宿敵であり、その圧倒的なカリスマ性で日本はもちろん、海外からの人気もとんでもないことになっている「セフィロス」を詳しくご紹介します。

かつて、英雄と呼ばれた彼がなぜ星の敵と化したのか?

「セフィロスの意志」「ジェノバの意志」「星の意志」、そして「エアリスの遺志」をじっくりと且つ慎重に紐解いて往けばその謎はきっと解けると思います。

分かりやすいように年表形式で書いていき、重要な部分は解説を入れますね。

それではどうぞ。

「ジェノバ・プロジェクト」によって胎児期から「ジェノバ細胞」を植えつけられ、“人工的な古代種(セトラ)”として創り出されたのがセフィロス。

そもそも「ジェノバ・プロジェクト」ってなに?という方にざっくりと説明しますね。

ミッドガルの中心に本社を構え世界を牛耳っている巨大企業「神羅カンパニー」は魔晄(ライフストリーム)が豊富な土地を見つけ、そこに新たなミッドガルを作る「ネオ・ミッドガル計画」という壮大な計画を立てました。

神羅カンパニー(プレジデント神羅)は魔晄(ライフストリーム)が豊富な土地は「約束の地」に在ると考えていたので、古代種(セトラ)が持つ「約束の地を探す能力」を手に入れるために始動したのが人工的に古代種を創り出す「ジェノバ・プロジェクト」という訳です。

つまり、「ネオ・ミッドガル計画」に付随する計画なんですね。

話をセフィロスに戻します。

彼の血縁的には神羅カンパニー科学部門統括「宝城」が実父で、

同じく神羅カンパニーの元科学者「ルクレツィア・クレシェント」が実母です。

しかし、その血縁関係はセフィロスには伏せられていました。

セフィロスが生まれて間もなくルクレツィアはジェノバ細胞による心身の変化に耐えられず失踪。

セフィロスは神羅カンパニーにて宝条から「母の名はジェノバ」とだけ聞かされて育ちます。

つまり、セフィロスは実父が宝条で実母がルクレツィアだという事を知りません。

ルクレツィアが宝条との子を身籠る→胎児に「ジェノバ細胞」を植え付ける(「ジェノバ・プロジェクト」)→セフィロス誕生なので一応広義的には宝条の「母の名はジェノバ」は嘘ではありませんね。

セフィロスの母=ジェノバと知るのは序盤のカームでの回想ですが、少し前の神羅ビルで首がないジェノバを強く印象付けられているFF7初見のプレイヤーは不穏と混乱に満ちたと思います。

物語後半のイベントでティファから「冷たそうな人」と言われてはいますが、この時点のセフィロスにはまだ人間らしさが感じられます。

記念写真を撮らせて欲しいとお願いされ、そっぽを向きますがクラウド、ザックス、ティファに説得され渋々ながらも応じてくれるセフィロスが可愛い。

この時に撮られた写真は人によってはトラウマになっているかもしれません。

てか、なぜこの15歳のティファの衣装はウェスタン風なのでしょうか。

カウガールティファかわいいですよね。

ジェノバ・プロジェクトの最高責任者である天才科学者「ガスト・ファレミス」通称「ガスト博士」を慕っていたセフィロスは宝条を凡才と見下し忌み嫌っていました。

しかし、その見下していた相手が自分の実の父親だとは最後まで知ることはありませんでした。

これは勝手な考察ですが、セフィロスはカームの回想で「父は…」の後に少し考え込み不自然なほど笑っているので薄々は感づいていたのかも知れません。

「ジェノバ・プロジェクト」の研究資料からセフィロスは自分を古代種(セトラ)だと確信しますが、これは壮大な勘違いです。

ガスト博士は2000年前の地層から見つかった仮死状態の生物を「ジェノバ」を名付け、その生物を「古代種(セトラ)」と誤認してしまいます。

星を破壊し、そのエネルギーを喰らい尽くしてしまうジェノバには他人の記憶を読み取って擬態する能力があり、自分を倒せるほどの強力な生物が星にいた場合にその能力を使って擬態し、油断させたところで生物をモンスターに変えるウイルスを受け付けて滅ぼしてしまうとんてもない厄災なんですね。

熾烈を極めた古代種(セトラ)とジェノバの戦いは古代種がなんとか勝利し、最終的にジェノバを地中深くに封印することに成功します。

その大戦時に古代種の女性に擬態したジェノバが↑の首なしジェノバという訳です。

因みに↓がカームの回想で登場するセフィロスに首を切られ前の姿。

つまり、2000年前の古代種の女性です、美人ですよね。

断言します、ガスト博士はFF7の元凶です。

別に誤認するのはしょうがないです、天才、いや天才だからこそ間違えることもあるでしょう。

でも、ガスト博士はジェノバは古代種でないと気づくや否や逃亡したんです。

しかも、間違いだらけの研究資料を一切処理しなかったのでそれを読んだセフィロスは自分を古代種と勘違いして暴走、ジェノバ・プロジェクトに参加していた宝条も引き継いだ研究を暴走させるなど正にカオス。

更に、ガスト博士は逃亡先の「アイシクルロッジ」で、純血の古代種(セトラ)としては最後のひとりである「イファルナ」と出会い、愛を育みました。

アイシクルロッジへ行った経緯は不明ですが、おそらくその周辺の「竜巻の迷宮(北の大空洞)」でジェノバは発見されたので再調査のためでしょうか。

愛を育むのはとても素敵なことなんですが、ジェノバが発見された「竜巻の迷宮」の周辺(アイシクルエリア)は神羅側からしたら捜索優先度は高いので、2年間も呑気に暮らし続けたのは愚の骨頂と言わざるを得ないです。

現に神羅(宝条)はすぐに彼らを見つけて密かに監視し、2年の間“サンプル”が生まれるのを泳がせながら待っていました。

そのサンプルとはFF7でティファと並ぶヒロインのひとりエアリスのことです。

そして、ガスト博士はイファルナと生後わずか20日目のエアリスの眼の前で宝条たちに銃殺され、

イファルナとエアリスは実験体としてミッドガルの研究施設へと連れて行かれ7年間過ごし、イファルナは隙を突いてエアリスとなんとか脱出しますが衰弱しきっていたためミッドガルの駅のホームでこと切れる寸前に通りかかった後にエアリスの義母となる「エルミナ・ゲインズブール」にエアリスを託すんです。

因みに、エアリスがセフィロスに刺殺された後やクラウドがエアリスを水葬するシーンで流れる「エアリスのテーマ」は↑のシーンで初めて流れます。

去年FF7をプレイした時にそのシーンの事をツイートしていたので、よかったらこの神曲を聴いてみてください。

もし、ガスト博士が逃走するにしても間違いだらけの研究資料を全て処分&ガスト博士を慕っていたセフィロスになにか少しでも言葉をかけていたなら少なくともこんな惨劇には至らなかったはずです。

そもそも「ジェノバ・プロジェクト」という計画の名前もFF7の物語をややこしくしている大きな要因だと考えています。

ガスト博士は2000年前の地層から見つかった未知の生物に「ジェノバ」と名付け、

多様に研究してそのジェノバを古代種(セトラ)と確認しました。(誤認

じゃあ、そのジェノバを使えば人工的に古代種を創れるかも!(←分かる

計画名は…よし!「ジェノバ・プロジェクト」にしよう(←分からない

大本の計画名が「ネオ・ミッドガル計画」なので、シンプルに「古代種計画」とかの方が分かりやすくて良いと思います。(古代種の研究ということを隠したかった?)

もちろん、計画名を決めたのはガスト博士ではないかもしれませんが、もしそうなら自分が名付けた「ジェノバ」に愛着があって入れたのでは?と考えています。

だとしたら、尚更に最後まで責任を持つべきですよね。

一応フォローしておくと、逃亡直前までガスト博士が交流していた「コスモキャニオン」の長老から自責と後悔の念からひどく憔悴していた聞けるので余裕が全くなかったと推察できます。(アイシクルロッジでは結構元気そうでしたが)

エアリスについてはこちらの記事で詳しく書いています。

タカリ

はっきり言って私はガスト博士がめちゃくちゃに嫌いです。

これでもかなり抑えたつもりですが、もし気分を害されたならごめんなさい。

この時点で明確にセフィロスは豹変し、人としての立場を捨てて、人類、そして星の敵と化します。

セフィロスはクラウドに吹っ飛ばされて魔晄(ライフストリーム)に落下。(少しわかりづらいですが、左手には自身で切り落としたジェノバの首を持っています)

ライストリームに落ちるということは星に還る…つまり、そのまま死亡するはずでしたが、セフィロスの尋常ならざる生命力と強靭な意思によって生き残り、竜巻の迷宮(北の大空洞)へと流れ着きます。

セフィロスはこの時ライフストリームから膨大な星の知識を得て、ジェノバは古代種ではない=自分は古代種ではないと気づきます。

ああ、よかった…これでセフィロスは正気に戻って…とは往くはずもなく、今度は自らを「星の厄災ジェノバとしての力を持ちながら、古代種の知識を併せ持つ古代種を越えた存在」と定義し、

その得た知識のひとつである、古代種の伝承に残された究極の破壊魔法「メテオ(黒マテリア)」を用いて星を破壊し、その傷跡を修復するために集う莫大なライフストリーム(精神エネルギー)を我が物にすることで星との一体化を果たし、星の支配者たる「神」になることを計画します。(完全にイッちゃってますね)

「セフィロス・コピー」とはFF7本編の5年前、セフィロスがニブル魔晄炉にジェノバの首ごと落下した直後に残った首なしジェノバの細胞を用いて宝条が創り出した実験体の総称を指します。

実験体に選ばれたのは暴走したセフィロスによって起こされた惨劇、通称「ニブルヘイム事件」での生き残りで、ソルジャーのように戦士として選別された者ではない一般人のため、そのほとんどがジェノバ細胞に支配され自我を失い、そのなれの果てが黒マントの人たち。

「リユニオン」についてざっくりまとめます。

  • つづりはreunion=再結合・再結集。
  • 「ジェノバはバラバラになっても、その驚異的な再生能力によってひとつの場所に集結し再統合する」という宝条が打ち立てた仮説。

要はバラバラになっても一つに再生できるチート能力。

宝条は非人道な研究で創り出したセフィロス・コピーを利用し、自身が打ち立てた仮説リユニオンを証明しようとしたのが「セフィロス・コピー計画」。

ちょっと混乱しますが、一つひとつ分解してシンプルに考えてゆけば理解できると思います。

セフィロスは兄弟的存在であるセフィロス・コピー(黒マントの人たち、クラウド)のほか、神羅ビルに保管されていた首なしジェノバを操った結果、リユニオンが始まったという訳なんですね。

その際にジェノバの他人の記憶を読み取って擬態する能力が発動し、首なしジェノバはセフィロスの姿に擬態しました。

つまり、クラウドたちが各地で出会うセフィロスは首なしジェノバが擬態した姿。

この事実は有名ですが、各地で出会うセフィロス=ジェノバに囚われすぎてしまい、エアリスを刺殺したのはジェノバという宇宙生物であってセフィロスではないと勘違いしている方が非常に多いと感じています、これは由々しき事態。

前述した通り、セフィロスはその強い意思によってジェノバを支配下に置き手下として操っているので、エアリス刺殺など数々の凶行は紛うことなきセフィロス自身の意思によるものなんですね。

ニブル山を越えて北へ行くよ~と言っていたはずのジェノバ擬態セフィロスが古代種の神殿へと南下しているので??となったプレイヤーも多いと思います。

これは↑の段階ではリユニオンの本能に従って終着点である竜巻の迷宮(北の大空洞)に向かっていましたが、途中で黒マテリアを持ってくるように本体から指令を受けたので古代種の神殿へと回り道することになったんです。

おつかいセフィロスかわいい。

意味深な言葉をつぶやき、クラウドをあやつるセフィロス。

実はセフィロス・コピー計画によってジェノバ細胞を埋め込まれた被害者のひとりでもあるクラウドはリユニオンに無意識ですが参加中。

ジェノバ細胞を持つ者としての役割は、黒マテリアを持ってきてセフィロスと同化(リユニオン)することだと、クラウドに思い出させようとしているんですね。

これ以上は長くなるので割愛しますが、「【FF7】クラウドを本気で研究しました。」の記事に詳しく書いているのでよかったら読んでみてください。

セフィロス「怒りにふるえる演技も必要ない。なぜなら、お前は……人形だ」

エアリスの命は絶ったものの、祈りは星に届きホーリー詠唱には成功しています。

でも、北の大空洞にいるセフィロスがその強靭な意志により、最終決戦までホーリーの発動を抑え続けているのでメテオに対して発動しなかったんです。

自分の身体でさえ道具であるような発言。

これまで各地に現れたセフィロスは首なしジェノバが擬態した姿であり、本体は竜巻の迷宮(北の大空洞)に居ることを理解しておけばなんてことないセリフですが、初見プレイヤーはまず間違いなく混乱すると思います。

セフィロス『クックックッ・・ティファよ』

クラウド『たしかに俺は自分自身がわからなくなることがある・・記憶だってあやふやな部分がたくさんあるんだ・・でも、ティファは言ってくれただろ?”クラウド、ひさしぶりね”って・・』

クラウドがどれだけティファの存在に支えられていたかが痛いほど伝わって来るセリフですよね、しかし、ティファからは応えてもらえず、

この時点でのクラウドの自我は完全に崩壊、

セフィロスにあやつられ黒マテリアをセフィロスに渡し、ついにメテオが発動してしまいます。

エアリスが残した星の最後の希望であるホーリーはセフィロスの強い意志により発動をさえぎられています。

セフィロスとの決着のためにクラウドたちはついに北の大空洞星の体内へー

すべての終わりに星が出す答えは人という種の滅亡である「セフィロスの意志」か、それとも存続という「エアリスの遺志」か?

星の審判が今、下ろうとしています。

「ジェノバ・SYNTHESIS(シンセシス)」

「リバース・セフィロス」

「セーファ・セフィロス」

と、続けて戦ったあと、クラウドだけは己の精神世界にてセフィロスと一対一で戦うことになります。

本当の自分を取り戻したとはいえセフィロス・コピーのひとりであり、劣等感にさいなまれてきたクラウドはこの戦いに打ち勝たなければ真の意味で過去の自分、そしてセフィロスとの決着をつけることにはならないからです。

と、言ってもこの戦いはイベント戦なので通常は強制的にリミットブレイクとなり、覚えていなくてもクラウドの究極リミット技である「超究武神覇斬」が使えるのでボコボコしてあげましょう。

何もしなかった場合はセフィロスの攻撃にクラウドが強制的にカウンター(通常攻撃)で倒すことになりますし、セフィロスのHPは1で攻撃も割合ダメージなので負けることは決してなく1ターンであっさり決着はつきます。

ところで、自主規制で画像は載せませんが、撃破後の顔面血まみれセフィロスのどアップめちゃくちゃ怖くないですか?

クラウドとの一騎打ちに敗れたセフィロスの身体はそのままあたりへ溶け、拡散。

彼もついにライストリームの流れに還るんです。

ゆっくり休んでね。

セフィロスの生い立ちを軸に「セフィロスの意志」「ジェノバの意志」「星の意志」、そして「エアリスの遺志」を交えながらかつての英雄セフィロスの実像と虚像に徹底的に迫ってみました。

壮大な勘違いによって外の道に堕ち、星の敵と化したセフィロス。

しかし、セフィロス、そしてFF7の物語を紐解くと結局のところは星の厄災であるジェノバを発掘し、それを用いて人の命を弄ぶ非人道な研究を行った科学者たちに翻弄された被害者なのは間違いないと思います。

ジェノバ・プロジェクトの最高責任者であるガスト博士は当初セフィロスの親代わりのように接し、セフィロスも慕っていました。

しかし、ガスト博士はジェノバが古代種ではないという自身のとんでもない間違いに気づくと逃亡、セフィロスの元を去っています。

実の親のように慕っていたガスト博士に対しセフィロスは、

と、独りで嘆くセフィロスの背中からは儚い切なさと不安が其処此処に積もっているのがはっきりと伝わってきますよね。

故に、ガスト博士という「父」を失ったセフィロスが「母」を求めすがったのはある意味必然のことだったのかもしれません。

タカリ

まとめを書きながら思いましたが、私はやっぱりガスト博士が嫌いです(笑)

皆様からのご意見、ご感想、記事のリクエストをX(旧Twitter)でお待ちしています。

最後まで記事を読んで頂きありがとうございました♪